2012年09月06日

無料着付け教室は勘違い?(・_・;)

きれいな女優さんが着物を着て無料で着せ付けを教えてくれる教室の宣伝をしている。
「着物が習えてうれしいな〜♪」・・・・・・・・「無料着付け教室」

このコマーシャルを見て着付けをイメージする人が何人いるのかな〜・・・と、呟く。

着付けを習いたいと思う人は誰かに着物を着せたい人です。
果たして自分で着物を着るのも大変だと思っているこの日本でそんな人がいるのか?

「エッ!自分で着物を着る為に習いに行くと思っていました!」

自分で着物を着るだけなら「お着替え教室」か「着方教室」と宣伝するのが常識です。

ひょっとしてこの企画を考えた人も着付けと着替えの区別が分からない人?

着替えならこんな形を真似るだけなら一回習えば十分!
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着替えと着付けの区別がしっかりと出来ていないと何回習っても着れない衣服に化ける!

ある着物屋さんが着付けの先生を招いてお客さんに着方を教えたのです。
しかし、難しいと言われて長続きする人はいなかったそうです。

何故?

お客さんは自分で着物を着るだけの事を望んでいるのに、
教えている先生は着付けの先生なのです。

「エッ?意味が分かりません」

だから〜、着付けの先生は着付けの資格を持って教えているのですから、
習った通りに着付けの手順でお客さんに教えたのです。

「エッ?やっぱり意味が分かりません」

確かに・・・私自身もこの日本中の勘違いに気付くのに何年も掛かったのです。(^^ゞ
しかし、着替えと着付けの区別がはっきりしてからは着物の簡単さが理解できました。


と・・・言うよりも、
着せ付けの時に使う道具や手順は、着替えには無用と言うよりも邪魔なのです。


着物を扱う人達がこの勘違いに気付けば、着物離れから一転して着物好きな人が増えます。

普通に考えても・・・
何回習っても着れない衣服は、誰も買わない衣服なのです。


普通に考えれば・・・
エッ、着物ってこんなに簡単に着れるんですかー!と思えば誰でも着たくなる衣服なのです。


着付け教室へ通って半年経っても着物デビューが出来ない人もいます。
「着らく」で着替えた子は早い子ならその日に着物デビューをします。

そろそろ日本中の人がこの勘違いに気付くと良いですね。

着物とは着る物です。
着る物とは衣服です。
衣服を着るのに道具を使い手順を習う事は何もありません。


着付け教室で着付けセットを買わされたとします。
それを他装(着せ付け)で使えば着付けセットの意味が生まれます。

着付け教室で着付けセットを買わされたとします。
それを自装(着替え)で使えと言われたら、普通の人なら怒ります。(^^ゞ

もし日本中の人が着付けセットを使い、着せ付けの手順で着物に着替えていたら・・・
そんな事は世界がひっくり返ってもあり得ないーーーーーーー!!!!!!!!!!
と、誰でも思うから気付かないのです。

「無料お着替え教室」の宣伝は来年の秋かも知れませんね。

「着物♪ 着物♪ 着物は着れて当たり前〜♪一回習って即デビュー♪」ヽ(^。^)ノ


この写真の時代に着付けの手順で着付け道具を使って着物を着ている人は誰もいないのです。

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着物業界全体が気付くのは難しいかも知れません。
しかし、浜松で家業を継ぐと言っていた子には伝えなくてはいけません。

着心地を求めれば着物はこれからの衣服です。
着心地を求めるには着物の温もりと世界一簡単に着られる衣服である事を伝えて下さい。

オー!カラフル更新!
個人的には日本の夜明けは近いです。ヽ(^。^)ノ



posted by kiraku at 21:40| Comment(2) | 無料着付け教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする