2011年09月07日

胸元の正しい合わせ方。(*^_^*)

昔の粋なお姉さんは胸元の衿を合わせる位置が今よりも低かった理由!

この理由を簡単に言えば、
中学に入学した子供が一年生で着る制服はガバガバで裄も丈も大きい!
その理由はこれから3年間も着るのだから三年後の体格を見越しているからです。

エッ、中学の制服と着物の衿を合わせる位置は関係あるんですか?

分かりませんか?
お金持ちなら子供に同じ制服を三年間も着せる事を考えないのです。

「あれま〜、お坊ちゃまも一年生の時には丁度良かった制服もこんなに小さくなって、
 2年生になる前に新調しなくてはいけませんね」と、お付の婆やが言うのです。

エッ、まだ意味が分かりません。

衿を合わせる位置が低いのは、
体に巻きやすいベストサイズの小さな風呂敷を巻いているからです。
大きな風呂敷をキチキチに衿を詰めて着るのは七五三の着方にも見えたからです。

これは大きな風呂敷がベストサイズだと教えられている現代の着方。

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昔の人は体にあったベストサイズの小さな風呂敷を巻く事が粋な着方だったのです。

衿の合わせが低いのは衿と衣紋を自然に開いて裄を出しているからです。

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本来の着方を伝える難しさは、
現代の人たちが神と崇めるように信じている、今の形とは逆の発想になるからです。

その意味を言葉として理解しても伝わらないのが現実です。
自分が着る姿で教えるのが一番なのですが・・・・
残念ながらオヤジの私がこのスタイルで外を歩くと子供から勘当されます。(^^ゞ

着物の形を現代の形から、着物本来の形に戻して着る時は、
その意味を理解して人に伝えると楽しさと着やすさは無限に広がります。(*^^)v


日本中が七五三のオンパレードも楽しいのですが、
たまには勇気を出してタンスの着物を普通の形で着るのも楽しいかも知れませんよ。

と、着方を教える人は生徒さんに伝えればいいのです。
着物は日本人が千年以上も慣れ親しんだファッションである事を忘れてはいけません。(*^_^*)
posted by kiraku at 13:14| Comment(7) | 胸元を合わせる正しい位置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする