2011年11月15日

背中心の出し方?(*^_^*)

今日も早朝から用事もないのにゴソゴソとしていたオヤジです。(^_^;)

昨日の更新で簡単に着物の着方をお伝えしましたが、
おそらく襦袢の着方とバスローブが一緒はないだろう〜と、思った人もいるハズ!

そうです!バスローブを着る時には一々背中心を気にして着る人はいないのです。

「何で形はバスローブと同じなのに襦袢や着物を着る時には背中心を合わせるの?」

こんな疑問を感じた人は着方を理解するのは早いのです。
それは左右対称に仕立てられた襦袢と着物を重ねて着るからなんですよ。

「アッ、分かりました!襦袢と着物が左右にズレていると着物の袖から襦袢の袖が出るからです」

「ピンポ〜ン!大正解です。しかし、ここで問題です」

下に着た襦袢と上に着る着物を正しく着る方法は?

「家にあった着付けの本で襦袢の着方を見ると・・・・・・

片手で衿先を合わせて持ち、もう一方の手で背中心を持ちます。
衿先を合わせた手が体の中心にあれば背中心も真中です。
両手を前後に動かして体になじませます。このまま背中心を後に引いて衣紋をぬきます。
おしゃれ着の場合こぶし半分程度。礼装の場合こぶしひとつ程度。

と、書いてありました。」

「オー!この説明で襦袢の着れる人は相当に頭が良くて体も左右対称の完璧人間ですね」

「エッ、襦袢の背中心を合わせたら、着物は掛け衿の線を確認して合わせると書いてありまたよ」

「しかし、着物と襦袢は左右対称でも体が左右対称とは限らないのです」

「エッ、意味が分かりません」

「それなら両手を左右に広げて、腕を伸ばしたまま体の正面で手のひらを合わせて下さい」

「アッ、指の先を見ると私は右手の方が少し長いです!」

「そうです!手の長さは利き腕の方が長いのです。普通でも1センチ前後の違いはあります。
 スポーツをやっている人になると2センチ以上も長さが違うのです」

「エッ、そんな人が背中の中心で襦袢や着物を重ねたら大変では?」

「ピンポ〜ン!私の場合は左利きで左手が右手より2センチ長いのです。
 私が背中心で襦袢や着物を着ると左手だけが着物の袖から2センチも出てしまうのです」

「エッ、そんな時はどうすればいいんですか?」

「私の場合は着物を仕立てる時に左の袖を2センチ長く仕立てています。
 しかし、普通の人はそんな仕立て方はしないと思いますよ」

「それなら左右対称の着物を左右対称でない体に合わせるにはどうすればいいんですか?」

「それは羽織ったら袖先を指で摘まんでからヤッコさんの様に水平に左右の腕を伸ばし、
 摘んだ袖先をキュッキュッと動かして体の中心に合わせるのです」

「なるほど〜、背中の中心よりも体の中心に合わせるんですね」

「ピンポ〜ン!」(*^^)v

「着付け教室でも生徒さんがヤッコさんになっている光景の方が楽しそー!」

「しかし、御絹様を羽織ってヤッコさんでは格好が悪いので大層な言葉や着方が必要なんですよ」

「へ〜、着付けの形で着物を着るのはやっぱり大変なんですね」

「その為に高いお金を払って習っているのですから仕方がないのです」(^_^;)

「エッ?????????何の為にですか?」

「だから〜、教える方もお金に見合った分だけ大層に教えないと成り立たないのです」(*^^)v



「アッ!だから師匠には何を聞いても、
 適当としか言わないんだー!」

「ゲッ、痛いところを突かれた!」

私が小難しく教えたら・・・
「御主も悪よの〜ウッシシ」の世界です。(^_^;)




ぷち女将さんへ、(*^_^*)
コメントの返信をこちらからしますね。(手抜き!)(^_^;)

着物を着ながら着方を工夫をすると季節の変わり目に新たな発見はあるのです。

昔の人は四季を通じて着方の工夫をしていた事に気付かされます。
着物は日本の四季が育てた重ね着の文化とも言えるのです。

寒い冬に着物を着て寒さを感じる場所は、マフラーや重ね着の工夫で乗り切る!

しかし、女性にとって冷やしてはいけないお腹と腰は着物を着ていれば温かいのです。
それは湯たんぽを包む布のように、着物はお腹と腰周りに密着して布を巻いているので、
体の体温を逃がさない衣服なのです。

着物は体全体を一枚の布で覆っているので上半身と下半身に感じる温度差が少なく、
お腹周りは合わせた着物が重なっているので絶対に冷えないのです。(*^_^*)

ウール着物ならタートルネックの長袖を着てその上から羽織れば完璧な冬の着物スタイルになります。
長袖のタートルネックを着ると裄の短い着物から腕が出ても違和感無く着れるんですよ。

それと話は変りますが、
昨夜セリアへ行きましたらダイソーより在庫が沢山ありました。
イチゴ柄・カエル柄・水玉柄・花柄・小花柄と5枚も買ってしまい帰宅後に並べて、
「オイ、オイ、こんな可愛い柄の衿を私が使うのか?」と、思わず苦笑いでした。

遊びに来た子に渡して襦袢の衿に付けてもらいます。(*^^)v

楽しい工夫を教えて頂きありがとうございました。(*^_^*)


あんみつさんへ(*^_^*)

着物時間は現代人の感覚として感じる時間を超越している事があります。
ウール着物なら流行は戦後の話になるのですが、
木綿着物となると下手をすれば明治、江戸時代まで飛んでしまう事もあります。
保管場所もタンスの中だけとは限らないのです。

しかし、言える事は一つです。
本来なら汚いと言われ捨てられるてしまう運命だった着物が、

「洗ってくれてありがとう」

着る人の温かい心を包める事が着物にとって一番の幸せなのです。(*^_^*)

しかし、根気によく洗いましたね〜 あんみつさんには着物根性がある!
着物の温もりを外国のお友達にも伝えて下さいね。

アッ、日本人が着物を着るのにおかしな教室へ通っている事は秘密です。
前に留学した子がその事を言って外国の方から笑われました。(^^ゞ

「衣服を縫って仕立てる事を習う国はあっても、衣服を着るのに学校へ通う国は無いのです。」

では、無理をしないで楽しく勉学に励んで下さいね。(*^_^*)
posted by kiraku at 12:42| Comment(19) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

着物文化の初心に戻って一言。(*^_^*)

今日も名古屋は暖かな秋晴れ〜〜〜でした(*^_^*)

今年の前半は天災、人災、「着らく」の移転やらと本当に話題に事欠かない忙しい日々が続きました。

しかし、住む家があり、会社もあり、皆さんを笑顔にする「着らく」の着物や帯がある事を思えば、
それだけで今の現実に感謝の心が生まれる年でもあったように思います。

戦後の贅沢を極めた着物に対する考え方も徐々に反省の時代が来ているのかも知れません。
それはブログを通して普通の事が理解され、
普通の会話ができる人に出会える様になった事でもわかります。

着方を伝えている「ぷち女将さん」のブログを拝見すると、
訳の分からない決まり事や着付け道具の使い方に悩んでいる姿は微塵もありません。


人に着物の着方を教えるのに着付け教室の発行する資格が無いとダメだとか、
着付けをするのには資格が無いとダメだとか・・・・・・・・


「オイ、オイ、日本人が衣服を着るのに
  一々誰かの許可を得ないとダメなのか?」


こんなおかしな常識が日本中に蔓延しては、衣服を着れない日本人が当たり前になってしまい、
世界中から日本人の衣服文化は裸族の時代から進歩が無いと笑われてしまいます。(^_^;)

そんな着物文化にとって暗黒の時代とも思われた現実も過去になりつつあるのかも知れません。

何故こんなおかしな日本文化が継承されているのか?
ここからは私の想像と独り言ですから・・・・真に受けない様にして下さいね。(*^^)v

美容院を経営していたお母さんの着付けを着方と勘違いしてしまい、
戦後の日本に広めてしまった方も来年で八十歳になられるんですね。
最近はテレビでお顔を拝見する事も無くなったな〜。と、思っていたのです。

数年前にテレビで浴衣の着付けを教えるお姿を拝見しながら少し気の毒に思えたのは、
着付けの形を教えながら言葉の最後に必ず「ご自分で着る時は・・・・」と、
着付けと着方の違いをはっきりと区別されていた事です。

「アッ、この人は自分の間違いに気付かれたんだ!」

しかし、着付けの形を着物の着方として伝えてしまった時代が長過ぎてしまい、
時間の意味を知って見ていると、その言葉は弱々しく少し気の毒にも思えてしまいました。

この勘違いの後に、野望と野心に燃えて「日本の自由な着物を画一的な形にするぞー!」と、
本来は着物を着るだけの着替えにおかしな着付け道具や資格を与え、
楽しい着物文化をドロドロとした金儲けの手段にした方達は今も変らず、
着物文化の振興を御旗に掲げお元気に活動をされているご様子です。^_^;(^_^;)(^^ゞ

と、想像と独り言はここで終わりにして、
今夜は楽しい着物の着方をお伝えしますね。(*^^)v

海外で着物に挑戦しているあんみつさんの様に、
外国人のお友達が着物の形を見るとバスローブと同じだと思うのは普通の事なのです。

先ずは身幅も長さもバスローブと同じような襦袢を着ます。

「着方でバスローブとの違いは?」

「う〜ん、小難しく教える着付け教室に気兼ねして、
 難しい言葉を探しても、やっぱりバスローブと同じ!」(*^_^*)


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襦袢で外を歩くのはバスローブで外を歩くような気がして恥ずかしい!
そこで上着を羽織ってみると・・・・・アレ?


「ガーン!長すぎる!」

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このまま外を歩いては後ろを歩く人に裾を踏まれてしまい危なくて歩けない!

「仕立てる時に身長を伝えたはずなのにー!」
プン!プン!と、怒りながら長い分だけ持ち上げて
裾を踏まない程度にはしょって紐で留めてみる!


アレ?はしょったら上げた分だけ胸回りや背中がダブダブに・・・・・・(^_^;)

「キャー!見っとも無い!!!!!!」

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そこでダブダブした部分は肩を支点にして適当に下ろしてみると・・・・・

「アレ?何となく着物らしくなって来た!」(*^_^*)

「ヤッター!でも何か写真で見るのと違う?」

「キャー!はしょりの形が斜めになってる!」


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そこで腰紐かウェストベルトを使い斜めの分だけ上に持ち上げる。(*^_^*)

「ヤッター!はしょりの線が真っ直ぐになった!アレ?でもお腹の辺りが・・・・?」

「キャー!お腹の辺りがクチャクチャ!!!」

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そこで帯板をポンとお腹に当てて隠す!(*^^)v

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アッ、帯板は着物のシワを隠す小道具ではありません。(^_^;)
かかんだ時などに帯がシワにならない様にする小道具です。(*^^)v


「ワーイ!おかしな着付け道具を使わなくても
 一人で簡単に着物が着れちゃった!」

「後は前結びの半巾帯をチョイチョイと結んで」 


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「好き勝手にアクセントをつけて」

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「お太鼓や角出しよりも、手の先を丸めて楽しい花出し!」

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このまま近所のコンビニへ買い物に行き、
知らない人から帯の結び名を聞かれたら?
買ったばかりの鰹出汁を帯に入れて


「鰹出し!」(*^^)v

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こんなに楽しい着物文化を、
ありもしない決まり事を好き勝手にでっち上げ
一つの形に閉じ込めてしまい、
おかしな着付け道具を使わせて、
雁字搦めにしている姿が日本の着物文化?(^^ゞ


まさか日本中の人が
着物を着るのに苦労しているとは知らずに、
受け継がれた着物は真っ暗なタンスの中で、
着てもらえる日を待っているのでしょうね。


「オイ、オイ、今日の更新はカラフルに言い過ぎだぞ〜」

「アレ?此処はどこ?私は誰?ゲッ!誰がこんな更新をしたの?」

孫がこの世に産まれ出る前に、ボケた爺さんになる準備の更新でした。(*^^)v

何よりも孫が成長する前に、
着替えと着付けの区別が出来る日本にしなくてはいけません。(*^_^*)


ところで紫字の部分はフィクションですから適当に削除しますのであしからず。(*^_^*)
posted by kiraku at 21:15| Comment(5) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

のんびり、のんびり・・・着物を着るならのんびりが一番です。

着物を着るときに眉間にシワを寄せながら苦労をすると、
何故か・・着物にもシワが寄ってしまいます。

体に自然にそわせた着物は、体に沿ってシワを伸ばして行くと簡単にシワは伸びてくれます。

一番のポイントは大き過ぎる着物は大変だと言うことです。(^^)V

練習する時は裄や丈が足りなくても、小さい着物で巻きつけると簡単にコツが分かります。

遊びに来ている人でもウールの着物を着ていた子がポリエステルを手にすると、
この着物は着辛くて駄目です!と、着物を換えてしまう事があります。

それはポリエステルの仕立て上がり着物は身幅が大きめに仕立てられているかです。

ツルツル滑って身幅が広いとすべてが大変な作業になってしまいます。

着物の練習で着るならウールの着物がお勧めですよ。(^^)

少し着方に慣れてきたら大きな着物も簡単に始末ができます。

ところで今日は顔を出さないで何処で遊んでいたんですか?

え(゜○゜)!まじめに仕事をしていましたよ。(汗汗)

電話では皆さんとお話をさせてもらいました・・よね。(^^)V

皆さんの元気な声が聞けたら、それだけで小庵「着らく」は安心です。
posted by kiraku at 22:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

簡単な着物の着方を伝える

午前中は家の掃除と雑用を済ませてタンスの整理。
着物は「着らく」に運び入れたので、古いスーツやズボンを片付けました。

着物なら捨てる衣服は無いのですが、古い洋服は子供に譲るわけにもいきません。

等と考えながら着れない洋服は処分・・・

昼から新しい子が来るので「着らく」へ
今日の子は着物が初めて!

二時間後には自分で着物を着ていました。

帯は私がマネキンに着付ける手順を見ながら真似て形を作っただけです。

お太鼓結びは頭で覚えるより手が覚えるように伝える事が肝心です。

言葉よりマネキンに着付ける手順を目で覚える。
これが一番簡単に覚える方法です。

言葉で手順を説明すると頭が働いてしまい手が覚えない!

着物も帯も形を決めるポイントがあります。
その部分とコツを伝えれば、着物を着るだけなら三回以上は教える事がありません。


後は好きな着物を選び帯を替えて遊びながら慣れるだけです。

自分で着物を着るのに伊達締めと補正が必要の無い事を知るだけでも
着物はかなり簡単で楽な衣服だと気付いてくれます。

きょうの子も「着物はこんなに簡単で楽なんですか?」
と、びっくりされても
「風呂敷を体に巻きつけるだけの衣服を、難しく考える方が難しい・・・」
と、答えるしかありません。

きょう遊びに来る予定だったヤマダさんは三重県の親戚に着付けを頼まれたそうです。
免許が無くても着方を覚えた子の着付けは、美容院の着付けより楽だと言われる。

理由は簡単です。

自分が楽に着ている人は着物が苦しくなる場所と意味を知っているからです。
posted by kiraku at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

着物の1尺の単位は37,9センチ

最近は着物の世界もセンチ表示が増えてきました。

10年前は鯨尺表示が普通だった事を考えると着物業界も変わりました。

着物の寸法は鯨尺(くじらしゃく)で表します。
これは鯨の髭を物差しにしたので鯨尺。
鯨尺の1尺は38センチ(正確には37,9センチ)で寸法を表します。

しかし、普通に国語辞典で尺を調べると1尺は30,3センチだと書いてあります。
これは大工さんが使う曲尺の寸法を表します。

鯨尺の寸法は着物の仕立てだけに用いられるので知らない人が多い!

最近は着物もセンチで表示がされているので買いやすくなりましたが、
尺で表現していた時代は、着物を買いに行っても寸法が分からない?

着物の仕立ては鯨尺を使っている関係から、
今でも着物を扱う人達は鯨尺の寸法を使っています。

自分の着物寸法をセンチで測り、尺に変換する時は1尺を38センチにして下さい。
1寸は3,8センチ・1分は3,8ミリです。

着物を作る時や古着屋さんでも尺表示の店があります。
自分の裄と丈の長さを尺で覚えておくと便利です。


posted by kiraku at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

初めて着物に触れる時は・・・

「着物に挑戦!」

はじめて着物を着るときの向き合い方は着物に挑戦してはいけません。

一度着物でも着てみよう。

こんな気楽さが大切です。
いざ家にある着物を羽織ってみればわかります。

「え〜何でこんなに裾が長いの〜」
「え〜何でこんなに袂が長いの〜」


生活するには到底そのままでは動けません。

その自分自身の姿を鏡の中に見れば着物の楽しさはわかると思います。

長い裾をはしょらなければ引きずりのお姫様です。

裾をはしょる時の気持ちは昔のお姫様でも同じです。

「今日は雨が降る故、外に出るのは嫌じゃ・・
御引きずりのまま城で過ごしたい・・・」


自分が手にした長い丈の着物はお姫様の着物です。
鏡の前で「丈をはしょらずに」お姫様を演じるのもはじめて着物に触れる時の遊び方です。

着るたびに短くはしょるなら、
最初から短く縫い込むか、短く作るのが普通です。

着物の意味を知らないで着ようとすると・・・
習いに行っても楽しくありませんよ。

お姫様の長い着物が現代の着物なら、
遊ぶ気持ちを大切にして着物に触れて下さい。

posted by kiraku at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

着物の着方・基本編(着物は腰紐の位置が決まれば簡単です。)

着付けを習った人はやたらと胸周りを絞めたがる。
その絞め方は「締める」と表現するより「絞める」に近い気がします。

何度も伊達締めについては話をして来ましたが、
あれは着付ける道具であって、自分が着るには百害あって一利なし。

DVDの付いた着方の本等でも、
伊達締めを使わない着方を紹介している人は着方を知った人です。

ただその通りに着ても最初から上手に着れないのは何故!

それは着物を留める最初の腰紐の位置が決まらないからです。

初めて着る時の練習方法は?

これは簡単です。
着物を羽織りどんな形でも構いませんから、
長く邪魔な分だけ着物を短くはしょってしまい家の中をブラブラする事です。

紐が緩ければ着物は直ぐに落ちてしまい、
下手をすると裾を踏んで転びます。(怪我に注意)

反対に締めて苦しい位置では我慢が出来ません。

家の中でブラブラしているだけで、
自然と自分に合った腰紐の位置が分かります。

緩まないで苦しくない位置が正しい位置です。
自分の腰紐の位置を覚えたら応用は楽です。

古着でおはしょりが短い時は、
腰紐の位置を少し下げて締めれば、
「見た目」のおはしょりの長さが多少長く出来ます。

腰紐1百年ほど前の着物にお手伝いしてもらいました。
この腰紐が着物を留めているだけです。

この位置は自分で探すのが一番!

苦しくなく緩まない位置と締め具合は家の中で動けば分かります。

他人の言葉や本の知識より自分の五感が一番正しい位置を探してくれます。


腰紐2家の中で走り回る人は短くはしょって下さい。
ここまで短くはしょると腰紐から上の始末が簡単です。
(自然と上げた分が落ちてきます。)

これが簡単におはしょりの始末をする練習になります。
それと着物は肩に乗せて着る意味が分かります。



「おはしょり」とは家にお手伝いさんのいない人が・・長い着物を着たけれど・・・
家事があるからはっしょった形です。
お着物と同じで上品に「お」を付けるからややこしい!


着物を体に巻きつけて腰紐一本で留めるのが着物!
家でブラブラしても着物がしっかり留まる事を実感した人は、
腰ヒモから上の締め付けが必要の無い事に気付きます。



帯も伊達締めもこの腰紐の上になります。


この腰紐から上をどれほど強く帯や道具で
締め付けても着物の着崩れには関係ありません。



形を作る時は腰紐の意味を理解してから、本などを参考にして下さい。
posted by kiraku at 19:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 初めての着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする