2014年05月01日

着物文化は誰のもの?(*^_^*)

大女将さん ゆきんぼーさん こんにちは (*^_^*)

お二人のコメントを読みながら、
これで着物文化の明るい未来は盤石になったと思いました。(*^^)v

何故なら、お二人と同じ気持ちでいる人は日本中に大勢育っているからです。

小庵「着らく」名物の長文コメントは、
日本中の大女将さんやゆきんぼーさんに伝わっていると思います。(*^_^*)

初めて遊びに来た子にいつも伝える言葉があります。

「最初の着物姿はグダグダで当たり前!
 しかし、その着物姿こそ一番楽しい思い出になるんだぞ〜
 何故なら、
 一度手が覚えてしまうと二度と戻れない着物姿になる!」

大女将さんの活躍をいつも拝見しながら、
小庵「着らく」で着物に触れているぷち女将さん達も、
「将来はこんな風に育ってくれないかな〜」と、願っています。(#^.^#)

待てよ?
今でも小庵「着らく」に私の居場所は無いのに・・・
ゲッ!私は何処へ行けばいいのかな?(^_^;)

と、心からこんな気持ちになれた幸せを皆さんに感謝しています。

ゆきんぼーさんへ、
日本の着物は平安時代の大昔から、日本人の温もりを伝えて来た衣服なんですよ。
その温もりとは受け継がれた着物を羽織れば誰でも感じる温もりなのです。

曾お祖母ちゃんの着物を羽織れば、
戦火を生き抜いた曾お祖母ちゃんの凛とした力強さに包まれ、

お祖母ちゃんの着物を羽織れば、
いつも優しく見守ってくれるお祖母ちゃんの笑顔に包まれ、

お母さんの着物を羽織れば、
その着物を買ったお祖母ちゃんとお爺さんの笑顔に包まれるのです。

本来の着物文化は日本人の心を温かく和ませてくれる衣服なのです。

ゆきんぼーさんが子供の頃に感じた着物とは何だったと思いますか?

意味を知って過去を振り返れば、
今でも呉服店の再建は簡単なんですよ。(*^^)v


身近な呉服店の御主人には20年も前から伝えて来たことです。
悲しい事は、誰一人として取り組むこと無くお店を畳んでしまった事です。

「オイ、オイ、着物は畳む文化でも、
 呉服屋さんがお店を畳んでどうするんだー!」(^^ゞ


これからの日本はゆきんぼーさん世代の人達が前に立つ時代です。
何故なら、
還暦世代の人達が生きた浪費の繁栄は、捨てられる着物を見れば終わっています。

3年先・5年先・7年先をしっかりと見据えて生きれば、
他人から見れば無駄と思える時間でも、
意味の無い時間を一分一秒過ごす事はありません。

意味も分からず今を生きる十年よりも、
振り返る過去は豊かで楽しい人生になると思いますよ。(*^_^*)

その意味は・・・
お着替え詐欺に遭っている人達を見れば分かります。


また遊びに来て下さいね。(*^_^*)

小庵「着らく」からのお知らせ。

「オイ、小庵「着らく」の大女将軍団!」
「オイ、小庵「着らく」のぷち女将どもー!」

「また着物を25枚買い足してやったぞー!
 来週には100枚の着物が新たに来るぞー!」

「この師匠に冗談と嘘は通じない!
  フッフッフッ・・・私を甘く見るなよ〜」(*^^)v

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「師匠!また着らくの赤字が増えますよー!」

「ゲッ!先週は車をエコハイブリッドに買い替えたばかりだった!」(大爆笑!)

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ところでこの着物にアイロンを掛けるのは誰?

「ゲッ!私だーーーー!!!!!!!!!!!!!」(苦笑)

早くお着替え詐欺を撲滅しないと、
日本の将来は閉ざされたままかも知れませんね。
と・・・タンスから捨てられた着物達は、
皆さんの将来を心から心配していましたよ。(#^.^#) 

「着物は日本人の心に受け継がれた無形の財産です」


お着替え詐欺を考え出した古狐さんと古狸さんの
有形財産を増やす為だけの醜い文化ではありません。
posted by kiraku at 12:40| 愛知 🌁| Comment(0) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月21日

着物文化のマインドコントロールは根が深い?(^_^;)

今日は明日のプチ再開に備えてのんびりと準備です。

明日までにこの着物を完成させようか?それともこのまま見ない振りをするか? ^_^;
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全体の汚れから普段使いにしていた着物だと思うのですが、
襟の汚れが気になったので黒の掛け襟を付けようと思いながら3日間も放置!

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この着物は晴れ着から普段使いになった着物なんですよ。(*^^)v

その証拠にもともとは広襟だったものをバチ襟に縫ってあるのです。
なぜか襟の中心にはホックがそのまま残されていました。

「オイ、オイ、どうせバチ襟に直すならホックは外せばいいのに〜」と思いながら、
私も黒の掛け襟をマチ針で留めたまま放置しているのですから性格は同じ人かも?(^_^;)

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検索ワードに「広襟の着付け」の言葉を時々目にします。
今の日本ではバチ襟と広襟では着方は違うと思っている人が多いみたいですね。(*^^)

着せ付けの場合でも着替えの場合でも、広襟の使い方は前回の更新でお伝えしたように、
広襟は着た時の加減で広げて使い、バチ襟は最初から広げる必要のない着物サイズなのです。

仕立て直さずに譲り受ける晴れ着の着物は広襟になっている意味と、
普段着は洗い張りをして仕立て直してから譲り受けたバチ襟の意味を知って着替えると、
広襟もバチ襟も着方は同じだと簡単に理解できるのです。(*^^)v

遊びに来ている子がバチ襟の普段着も、広襟の振り袖も同じように着ているのは、

おかしな着物教室が受講コースの中で教えていた(20年以上前の話です)

「初級コース・浴衣の着付け」と言いながら、浴衣の着替えをさせる。
「中級コース・訪問着の着付け」と言いながら、訪問着の着替えをさせる。

こんな風に普段着と晴れ着ではまるで着方が違うように着替えをさせる。


おかしなマインドコントロールを受けていないからです。(*^^)v

「着替えるだけなら、シャネルのスーツもユニクロのスウェットも同じなのです」(^_^;)

昔の人は広襟とバチ襟の意味を理解して着替えていたのです。

だから受け継がれた晴れ着がくたびれてきたら、
普通にバチ襟に直して普段使いにしていたのです。


要するに・・・
衣服の常識として着替える形は、
広襟もバチ襟も同じだと知っていたのです。(*^^)v


普通に考える事がこれほど難しい衣服文化とは?

40数年のマインドコントロールとは、それほど根が深いのです。

自分で着物を着るのは着替えです。
着替えにおかしな形を強要されたら・・・

その奇々怪々な着方にお金を使った分だけ、
自慢げなお直しオバサンが出現するのです。(^_^;)


先週70歳を過ぎた着物店のご主人から着物の売れない現実を切々と聞かされました。

戦後の「使い捨て文化」より酷いのが着物文化です。

何故なら、
タンスに眠る着物は、ほとんど使われずに捨てられているのです。(・_・;)

先ずは今の非常識を壊す事から始めないと、何も先には進みません。
と、私は思うのですが・・・・(*^^)v

「モシ、モシ、ブログの更新より明日の準備は?」

「アッ!忘れてました!今から取り掛かります!」(*^_^*)
posted by kiraku at 11:52| Comment(8) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月20日

戦後の着物文化に現れた「お着替え詐欺」は20年以上前の話ですね。(^_^;)

前回の更新でおかしな形を教える事を「お着替え詐欺」だと言いましたが、
あれは私の知っている20年以上前の話です。(^_^;)

削除希望のコメントが入らないのは、
今の着物教室や着物学院は本来の正しい形を教えているのだと思います。

20年以上前は着替えに着付けの資格を売り付けたり、
生徒さんを襦袢姿で舞台に上げて大勢の人が見ている前でお着替えをさせたり、
現代では考えられない光景が繰り広げられていたのです。

そこで今回は正しい形を教えている現代の着物教室や着物学院に縁の無い人を対象に、
受け継がれたタンスの着物を楽しく着る、着方の工夫を分かりやすく説明します。

それには先ず、
20年以上前に流行った着替えを着付けだと言って、
おかしな着付け道具を使わせながら教えていた時代の形を見て下さい。

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当時の着付け教室がまるで決まり事のように強要していた形が残像として残り、
今も日本中のタンスから着物が捨てられている理由は簡単なのです。

本来は自由に広げたり短くして工夫する、
遊びの部分を無くしてしまったのが原因です。(^_^;)


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着物は四角い風呂敷を体に巻いて紐で留めるだけの衣服です。

その巻き方を決まり事のようにセンチやミリ単位で作りなさいと教えながら、
その通りに着替えた人に、着物講師や着付けの資格を売りつけていたら・・・

これを私は「お着替え詐欺」だと言ったのですから、当然と言えば当然ですよね〜

本来の着物は形を決めないで、着物に合せた形で着方の工夫をする衣服なのです。
これは着付け師の世界でも庶民の着替えでも、同じように考えるのが着物文化の常識です。

その理由は簡単なのです。
着物は受け継がれた着物を何代にも渡って着ていた衣服だからです。

お祖母ちゃんよりも元気に大きく成長してほしいと、
孫の成長を願う気持ちが晴れ着の広襟になったのです。


本来の着物文化には、
タンスに受け継がれた大切な着物を出して
裄が足りないとか、丈の短い着物は存在しないのです。


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広襟の晴れ着ならさらに裄が出せるように、
2段構えの工夫がされているのです。


子孫を想う温かい心の形が、
晴れ着の広襟になったのです。


20年以上前の着物教室ではその広襟の意味すら捻じ曲げてしまい、
胸の厚みを出す為だと言いながら、必ず半分に折りなさいと教えていたのです。


はしょりの長さと衣紋の開け方を
センチの形に押し込めてしまい、
着替えを着付けだと教えたら・・・


今の小庵「着らく」でも、
子供達の笑顔に出会う事はありません。


「最後にもう一度伝えます。」

本来の着物文化には、
タンスに受け継がれた大切な着物を出して
裄が足りないとか、丈の短い着物は存在しないのです。


着物は一度手放してしまえば、
一緒に大切な思い出を捨てる事にもなります。

手放す前に一度くらい羽織ってあげて下さい。

「お祖母ちゃんや曾お祖母ちゃんの笑顔に出会えますよ。」(*^_^*)


と・・・カラフル更新はそろそろやめて、
楽しいプチ再開の様子だけにしたいと思う今日この頃です。

しかし、古着の世界を覗くと、
本来なら大切に受け継がれている着物が、あまりにも気の毒な姿になっているのです。(・_・;)
posted by kiraku at 00:21| Comment(3) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

おかしな着付け話はうんざりですね。(*^_^*)

インターネット上で着物に関してこんなやり取りが目に入りました。

着付け教室についてのご質問です。

現在、着物を1人で着れるようになりたく、着付け教室を探しています。
様々な情報から、着付け教室は、トラブルにならないためにも、よく選ぶ必要があることがわかりました。
自分の住まいや、お勤めしながらの通い、内容、授業料等を考えると、
〇〇〇〇が良いのではないかと思い、色々、評判等も検索したのですが、かなり宣伝している教室にも関わらず、
あまり口コミを見つけることができませんでした。やっと見つけた唯一の口コミは、高評価でした。
しかし1つの口コミでは、やや不安もあるため、〇〇〇〇についての評判をご存じの方がいましたら、
教えてただきたいです。よろしくお願い致します。



「この質問に対して着付け教室経験者らしい人の回答は・・・」


浴衣ならいざ知らず、着物を一日で着られるようにはなりせん。
一日24時間かければ、わかりませんが・・・。

〇〇〇〇のHPみました。
自分で着るだけなのに、週一で6か月もかかるんですね。少し長いような気もしますが、
でも、これだけならえば、必ず綺麗に着られるようにはなりますし、
体が覚えるまでしっかり教われるという点では、悪くないかもしれませんね。

初級から中級、中級から上級へ進むときに、費用がかかったりしないのかしら・・・。
その点は、確認すべきです。

小物・お道具の有無も確認点です。
展示会の様子も要確認です。
HP上で、買っていただきます・・とは表示しませんから・・・。

大手の有名着付教室よりは まだいいような印象をうけました。


これが日本の現実なのかも知れませんね。(^_^;)
質問をされている人は自分で着物を着るのに着付け教室を探しています。
その質問に対して着付け教室を経験されたとおぼしき人は、
着替えをするのに着付け教室は当たり前のように受け止めて答えているのです。

おそらく日本中でこんなやり取りをしながら着物のお着替えをしたいと言いながら、
本来なら人に着せ付ける事を学ぶ着付け教室に通う羽目になるのです。

しかし、その着付け教室では着替えに着付け道具を使わせながら、
挙句の果てに10分で着替えたら着付けの資格を売りつけている教室もあるのです。

「浴衣ならいざ知らず、着物を一日で着られるようにはなりせん。」

着付け教室に通った人でも着替えと着付けの区別すら出来ないのは何故か?

これは簡単な事なのです。

着付けを教えますと言いながら平気な顔で着替えを教えている先生がいるとしたら、
その先生自身が着替えに着付けの資格を売りつけられた被害者なのです。

悲しい事は自分が騙された事に気付かないで、知らずに加害者になっている事です。

もしも本当に着せ付けを習った先生なら、着替えを習いに来ている生徒さんに対して、
一つの形を押し付けたり着替えに着付け道具を強要したりはしません。


例えばこの着物は戦前の晴れ着で裄は61センチです。
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そしてこの着物は現代の晴れ着で裄は同じ61センチです。
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二枚の着物を比べると何処が違うのか?
見てわかる範囲では着物の丈と襟の幅が違うだけです。
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この着物を裄に合せた身長の人が着るとどうなるか?
戦前の晴れ着はこんな感じになり、大きくはしょらなくても着れます。
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この着物の丈は昔の写真に残されている裕福な人達が着ていた立派な晴れ着の形なのです。
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現代の晴れ着を同じ61センチの裄に合せた身長の人が着ると・・・アレレ?

日本中の人が着付け教室で教えられている7センチのはしょりを出せる長さになるのです。
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この着物の長さを昔の写真で探すのは簡単でした。

着付け師さんが背中の帯を結んでいた、
花柳界のお姉さん達が着ていた着物の長さになるのです。

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一部のおかしな着付け教室の教えている形を分かりやすく説明すると、
着物の丈は花柳界のお姉さん達が着ていた引きずる長さを手本にして、
その長さを利用して7センチの「御はしょり」を作りなさいとおかしな形を強要したのです。


その結果として丈の足りない昔の着物は・・・

「ガーン!!!!!!!!!!!!!!」


昔の着物は腰紐で留めるだけで体にピッタリと沿ってしまいます。
後はウェストベルトを使い始末をすれば簡単に着れてしまう着物なのです。

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こんな簡単に着れてしまう昔の着物が捨てられる原因は何か?

悲しい事に着付け道具の補整や伊達締めを使うと反対におかしな形になってしまうのです。

おかしな補整や着付け道具を使わなければ、帯を結んでもスッキリとおさまるのです。

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襟の始末は大切な着物の襟を汚さないために、
最低でもこれ位は首から離して着るのが着物の常識です。


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女性の帯は上をユルユルにして結ぶのは常識です。
帯の下は紐の巾でキュッと締めれば上はユルユルにしても緩まずに留まります。

どんなに帯を楽にしても伊達締めを使えば、
ただ苦しいだけの着物に化けてしまいます。(^_^;)


最低でも帯の上はこれ位の余裕が欲しいですね。
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ぬいぐるみを入れる帯のゆとりと一緒に、
周りを和ませる心のゆとりも持てると良いですね。

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後姿もこんな感じになり、御はしょりが無くてもスッキリと決まります。

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しかし、丸帯を名古屋帯にした角出しでは少し重すぎるかな?
と、思ったので帯を換えてこんな感じにしました!

「アレ?帯の柄が変わっただけでは?」

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残念でした〜!(#^.^#)
丸帯を半幅帯にした角出しにしたのです。
この方が全体に軽くなって着物との相性は良いと思いませんか?
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日本中の人が誰が決めたかも分からないたった一つの形に、
衣服には無理難題のセンチの指摘を強要されながら、
その形を真似るには絶対に必要だと、
言われるままにおかしな着付け道具を使い、
高い月謝を払いながら額に汗を流して、
着物に着替えている姿はそれなりに楽しい!(*^_^*)

ただし、
着替えに着付けの資格を売り付けるのは立派な詐欺行為です。

その奇々怪々な姿を日本の着物文化だと掲げた時点で、
世界中から笑われている事をそろそろ自覚して、
次の世代には渡さないようにしたいですね。(#^.^#)


タンスを開けてお祖母ちゃんの着物を手にした子供が、

「お婆ちゃんはこの着物をどんな風に着ていたのかな・・・」

「お婆ちゃんはこの帯をどんな形に結んでいたのかな・・・」

こんな穏やかな心でタンスを開ける時代が来ると良いですね。 

おそらくお婆ちゃんはこんな形で粋に着ていたハズです。


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posted by kiraku at 16:05| Comment(25) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

着付けに自装はありませんね。(#^.^#)

最近の事ですが身近で目にする個人の着付け教室で変化が現れています。

「着物の着方教えます」こんな見出しになっているのです。(*^^)v

やっと自分で着物を着る行為を着付けとは言わない常識が生まれている様ですね。

そもそも着付けを教えますと言って自装の表現はおかしいのです。

「自分で着物を着るのは着替えですよ」と、伝えるだけで、

自装の表現に違和感を覚えてくれます。

「衣服の着替えをするのに何を装着するの?ひょっとして甲冑でも着るの?」

こんな当たり前の言葉と常識がスーッと理解できるのです。

着付け道具や着付けセットと書かれた物はすべて着替えには必要ないと分かります。(*^^)v

一日も早く「ちょっと着物に着替えてショッピングへ行って来まーす!」

と、こんな会話が生まれると良いですね。

今のままでは「ちょっと着物を自装して着付け教室へ行って来ます」?????

と、なんとも訳の分からない奇々怪々な会話になっています。

テレビで目にする着物姿、本に載っている着物姿、街のポスターで見る着物姿
皆さんが何気なく見ている着物姿はすべて着付け師さんの着せ付けた作品なのです。

あの姿に憧れるならお金を払って着付けをお願いすれば簡単に真似できます。(*^^)v

そんなお金は無いから自分であの形を作りたいと思っても、
人に着せ付ける為の道具を何も知らない人が自分に装着するのは無理があるのです。

「着らく」で着物を着ている子が補整や伊達締めなどを使わずに晴れ着を着ているのは、
最初から着替えの形で着物を着ているからなんですよ。

「・・・・・・???????よく意味が分かりません?」

着付け師さんに着付けをお願いする人は着物の着方を何も知らない人なのです。
着付け道具は着せ付けた形を固めてしまう為に使う道具だと考えて下さい。

その着付け道具を着替えに使ってしまうと着慣れた着物姿とは無縁になってしまいます。

「一年着付け教室に通いましたが、自信を持って着れません」

それは最初から着付け道具を使って自装をさせられているからです。

「あなたが習いたいのは着替えですか?着付けですか?」

おそらくほとんどの人は着替えを習いたいと思いながら着付けを習っているのです。

国からお墨付きを頂いている着物教室は自装に着付け道具を使わせてはいけません。

前にも伝えましたが、正しく日本語を理解すれば、
着付けを教えますと言いながら、着付け道具を使わせ無理な形で着替えを強要して、
そのおかしな着替えの技術に着付けの資格を売りつけたら間違いなく詐〇になります。


着付けとは、道具や技を駆使して装束や衣装を人に着せ付ける技術です。

要するに最初から着付けに自装は存在しないのです。
あるとしたら自分で着付けの真似事をするゴッコの世界なら楽しいですね。ヽ(^。^)ノ


このブログを着付け教室の方も読んでおられるようです。
あえて創立者の方に一言だけ言わせていただけるなら、

「巨万の富は得たと思います。そろそろ日本人に和みの着物文化を返して上げて下さい」

人として生きる人生は大半が遊びの世界です。
慎ましく遊ぶ人もいれば、大層に振る舞いながら遊ぶ人もいます。

しかし、着物は質素倹約の精神をもって慎ましく遊ぶ知恵を受け継いだ衣服文化なのです。

教えられた何センチの形では着れないと言う理由だけで、
大切に受け継がれた着物がポイポイと捨てられる現実はあまりにも悲しい気がします。

と、言い残してまたブログを休むぞー!(*^^)v
何をするのかと言えば!「ヒ・・・ミ・・・ツ!」

頼まれた茶杓を仕上げたり合間に仕事をしたりと大した事はしてませんので心配ご無用です。

「オイ、オイ、仕事を合間にするな!」

「アッ、暇な時は暇なように過ごすのも今の時代を生きる遊びの知恵です」(*^_^*)
posted by kiraku at 12:31| Comment(9) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

着物のプロを目指す!(*^^)v

今日は朝からカッコイイいいタイトルですね〜

ところで着物のプロとは何ぞや?と、思いたくなる場面に遭遇してしまいました。

先日、世間では着物のプロと思われている着物屋さんのご主人が遊びに来ていたのです。

最近は着物に関わる人とはあまり着物の話をしない様にしているのですが、
よほどの不景気で着物の売れない理由を私に尋ねたからさあ大変!

そんなご主人に一言

「着物のプロを目指せば売上アップは間違いありませんよ」

これから先の話は公には出来ない表現が延々と続きましたのでブログには載せられません。(^_^;)

ただ、着物を皆さんに着てもらいたいと思うなら、
何も知らない人に着付け道具を勧める事がどれほど着物離れの原因になっているのかだけは
納得してもらえたみたいです。(*^_^*)

着物のプロとは、
着物を始めて着る人に世間の非常識を真似て着付け道具を勧めない事です。

「それは着せ付けをする時の道具ですから、自分で着る時に使うと苦しくなりますよ」

始めて着物を着る人にこの言葉を掛けてあげる常識を先ずは頭で理解をして、
その意味を心で受け止め、自分の言葉にできれば売上アップは間違いないと思います。(^^ゞ


日本中で着物のプロと言われている人達が着替えと着付けの区別を理解していれば、
日本人が着物に着替えるだけの事に高いお金を払い習いに行くような、
世界中の人から笑われている着物文化にはなっていなかったと思います。(^_^;)

着付け道具を手にして、
その使い方に困っている人を見かけたら

「それは人に着せ付けをする時の道具ですから、
自分で着る時に使うと苦しいだけですよ」


この言葉を心で受け止め、自分の言葉として言える人の数だけ着物姿は増えて行きます。(*^^)v

今の日本には着物コンサルタントやら民間の着付け資格を手にしている人は腐るほどいます。
しかし、私は着物の常識を持ったプロに出会った事がありません。(^_^;)


オー!!!!!久しぶりのカラフル更新!

17日は「着らく」のプチ再開です。
アッ、「着らく」にデジタルカメラを置きました。(*^_^*)

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このデザイン!この色!もちろん私のセンスです。(#^.^#)
アナログ爺さんは説明書を読んでもチンプンカンプンなので皆さんで使って下さい。
posted by kiraku at 08:44| Comment(8) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

着物を難しいと感じたら!(*^_^*)

今日の名古屋は肌寒い!

アッ、10年以上も風邪菌に縁の無い私でも肌寒さは感じるのです。(#^.^#)

今日は着物を難しく感じた時の対処法を一つお伝えします。

今の日本は何がなんでも着物は難しく考えないと気がすまない人が増えてしまい、
「着物は簡単ですよ〜」等と口に出して言うとどうなるか?

そんな着方は邪道だとか、晴れ着の着方は違うとか、挙句の果てに非国民にされかねません。

しかし、誰が何と言っても浴衣を自分で着れる人は振袖も着れるのは普通の事なのです。

この着物は昔の人が少しおしゃれな普段着として浴衣感覚で着ていた銘仙着物です。
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そしてこの着物は少し時代は古くても皆さんの知っている振袖になります。
さあ!この2枚の着物を見比べてどこが違うと思いますか?
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大きな違いは衿の幅と袂の長さが違うだけです。
広い衿と狭い衿の違いも着る段階では、広い衿は二つ折りにして着るだけです。
袂の長さは羽織って着る形には何の違いもありません。

どちらも体に巻きつけたら一本の腰紐で留めるだけで着方はまったく同じです。
着物を着るとは、体に巻き付けた着物を腰紐で留めるまでの事を言うのです。(*^^)v


銘仙着物はそのまま体の前で半幅帯をチョイチョイと結んで後ろに回せば出掛けられます。
しかし、振袖は腰紐一本で着る事は出来ても半幅帯では少し役不足になってしまいます。

銘仙着物と振袖の大きな違いは、なんと!着物の着方ではありません。
そうです!結ぶ帯の違いだけなのです。


これは明治時代でも普段着と振袖の決定的な違いです。
背中で結ぶ帯は人の手を借りなければ結べない着せ付けの帯結びになるのです。
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着付けとは、昔から手の届かない背中の帯結びが主な仕事だったのです。
戦後は長い着物に慣れていない庶民の為に着物すべての着付けになっていますね。
着物を着たことの無い人に一から全部の着せ付けをする着付けの仕事は大変です。(^^ゞ

しかし、自分で着替える世界に限定すれば形の同じ浴衣と晴れ着を
「今日は浴衣を教えます」「今日は訪問着を教えます」と区別する意味はありません。(*^_^*)

ちなみに皆さんの頭を悩ませる着物の下に着るものも、
着物スリップ、着物ブラ、裾除け、泥除け?魔除け?最後はそこ退けそこ退け御着物様が通る!
と、何か着物専用の物を着けないと叱られる様なおかしな脅迫観念を持っている気がします。

普通に考えれば、洋服でも着物でも下に着るものは人に見せるものではありません。

着物にはこれ!着物にはこれ!着物にはこれ!着物にはこれ!着物にはこれ!
前にもブログに書きましたが、
着物を売っている人でも振袖30数点フルセットの内訳をスラスラと言える人はいないのです。

着物を広げてよくよく見ると体を包む大きな風呂敷に見えて来ます。
今日のように肌寒い日には、その大きな風呂敷で体を包むだけで着物は簡単に着れると思いますよ。

平安時代の昔から大きな風呂敷を一本の紐で留めるだけの衣服が着物なのです。

着物を難しくしないと日本の文化が損なわれると思っている人達には申し訳ありませんが、
麻や木綿でも庶民には貴重だった1枚の布を何代にもわたって受け継ぐために
着物は直線裁ちで仕立てられているのです。

着付け教室で習った形では着れないからと言って、
タンスの着物をポイポイと捨てる時代になってしまったら、
1枚の布を大切に受け継いだ着物文化の意味は無いのかも知れません。(^_^;)

着物姿に一本のシワも無い事を自慢するおかしな着物文化は、
未来のある子供世代には渡したくはありませんね。(*^^)v

posted by kiraku at 23:46| Comment(2) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

お太鼓の動画は楽しい?(*^^)v

昨夜はカビだらけで瀕死の状態だった行燈袴を蘇生していました。(*^^)v

この袴は全体に長年のカビがついた状態で私の手元に来たのです。
下の写真はカビを落としてアイロンを掛けてみたのですがやはり使うには無理がありました。
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そこで洗濯ネットに入れて丁寧に押し洗い!と、言いたいのですが・・・・
洗濯機に放り込んでスイッチオン!(^_^;)
きれいに筋を通して干したらこんな風に蘇りましたよ〜。
ダメ元の選択(洗濯)ですからマネはしないで下さいね。(*^_^*)

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ナンチャッテ!本当は腰板の接着面が剥がれてしまい昨夜はチマチマと修理をしていたのです。
腰板を裏から見るとこんな感じです。
「ゲッ!黒糸を使えば見栄えは全然違うのにー!」
これが男の針仕事です。(*^_^*)
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昨夜はこんな事をしながらYouTubeでお太鼓の結び方を皆さんの立場で見ていました。
個人の人や大きな学院の先生やら大勢の人がお太鼓と格闘している様子を見ながら思ったのです。

皆さんがお太鼓の「着付け」と言いながら真面目な顔で「着替え」をしているのです。

立派な学院の先生がやっていた二重太鼓を前で形を作って背中に背負わせる方法を見ながら、
「オイ、オイ、学校法人を名乗る先生がそんな奇々怪々な手順で何やってるの〜」
「そんな長い帯板を使ったら脇が痛いだろう〜、着物の衿を留めるのにクリップ3個かよ〜」

前結びの宗家を名乗る先生はチャンピョンベルトのような帯板を使い前で結んでいる姿を見ながら、
「オイ、オイ、そんな苦労をするなら家族に一言声を掛ければいいだろう〜」

はたまた帯を切り刻んでランドセルにしたお太鼓を背負っている姿を見ながら、
「オイ、オイ、そんな物を背負って何が楽しいのかな〜」

日本中の人が同じ動画を見ながら汗を流して帯と格闘している姿を想像すると、
これでは着物文化が衰退するのは当たり前だな〜と、目の前の袴に呟いていました。(^^ゞ

数ある動画の中で誰一人として着付けのお太鼓を人に着せ付けてはいないのです。
着替えをしながら正々堂々と着付けだと言っている姿には何ともいえない悲しさを感じます。

しかし、着替えと思って見ると下手なコントを見るよりも楽しいかも知れませんよ。(^_^;)

着付けの無理な形で着替えを強要されたら、心の病気になるか着物嫌いになってしまいます。

着物文化の歪みは想像以上に根が深いですね。(^_^;)

アッ、根が深いで思い出しました!
明後日の日曜日はお太鼓ではなくて健康的に竹の子と格闘して来ます。
竹の子の根切りは得意なのですが、おかしな着物文化の根は簡単には切れませんね。(#^.^#)
posted by kiraku at 12:40| Comment(2) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

着物の着方は普通に着る事!(*^_^*)

普段着に木綿やウールの着物を着ている人には襦袢の存在は意外にわずらわしく感じます。
それは着物と一緒に襦袢の洗濯が増えるだけで何のメリットも感じないからです。

何よりも襦袢の下に着るものまで気にしないとチラチラと見えてしまうのです。
昔のようにラクダのモモヒキとシャツを見せながら歩くとジジババ臭いと言われる!(^_^;)

昔の普段に着ていた着物は厚みがあり冬でも重ね着の必要は感じません。
そんな昔の着物を普通に着るとこんな感じになります。

「キャー!貧乏臭い着物!」
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エッ、これは小袖の着物ですから十二単や大奥の引きずりの中に着ていた着物と同じですよ。
それならこの上から長い着物を羽織らせればどうなるのでしょう。

「オー!ゴージャス!これでも貧乏臭いですか?」

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明治時代までは長い着物を着る時は家の中では長いまま着る事が正しい着方だったのです。
着物をはしょるのは外に出る時だけ舞妓さんのように紐を使ってはしょっていたんですよ。(*^_^*)

しかし、庶民がそんな形で着ていたら家の中でも家族が迷惑します。
そこで昭和になってお金持ちになった庶民は悩んだのです。

「長い着物は着たいけど・・・長いままでは生活できない!!!」

すると怪しげな人が現れてこんな事を耳元で囁いたのです。

「もしもし、その長い着物を短く着てもゴージャスに見える方法を教えますよ」

「エッ、そんな魔法のような着方があるんですか?」

「その形で着るにはこの道具とこの資格を手にして手順と形を必ず守る必要があります」

「長い着物をはしょっても貧乏臭い着方にならないなら是非教えて下さい!」

と・・・・こんな会話があったかどうかは別にして、
庶民が長いまま着るにはかなりの無理があったのは事実です。(^_^;)

しかし、普通に考えれば長い裾が邪魔なら長い分だけこんな風にはしょれば良いのです。

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裾の長い部分を腰まで持ち上げたのですから、上半身には持ち上げた分の布が余ります。
それは肩を支点にして下におろせば普通の着方になるのです。(*^^)v

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たったこれだけの事に免許や資格を手にしないと着せられない教えられないと言われたら、
ゴージャスな着物に包まれた小袖さんがほつれた衿を見せながら一言。

「貧乏臭いと言われた方が着物姿は粋ですよ」(*^_^*)

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着付け教室の考え出した着付けの小道具や決まり事の意味は?

庶民には長い着物は着れない意味と理由を与えて価値を作り出しただけかも知れませんね。(^^ゞ


「アッ!だから着物を着ると偉いと褒められるんだー!」

「ピンポーン!それが着物の着れない日本人を作り出した答えです」(*^^)v




ちなみにこの着物は破れを当て布で分からないように直した分だけ・・・

袂が短くなったのです。(*^_^*)
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着た後に意味の無いシワの本数を指摘し合う着物文化よりも、
エコで温もりのある着物文化を伝えたいですね。
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2012年02月09日

お太鼓のおかしな疑問と半巾帯の飾り結び!(*^_^*)

今夜は少しまじめにマツコデラックスのマツコちゃんと向き合っていました。

久しぶりにマツコちゃんに晴れ着を着せて袋帯を半分にした半巾帯で飾り結び!(*^_^*)

オー、前から見れば袋帯の貫禄は残されている!(^^)v

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巾が無いので迫力には欠けますが・・・・\(^^:;)...マアマア

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少しゴージャスを演出したつもり・・・・\(^^:;)...マアマア

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やはり無理な飾り結びよりも半巾結びの形が落ち着きますね。(*^_^*)

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せっかく晴れ着を着せたのだから丸帯を引っ張り出してホイサッサ!(*^_^*)
さすが丸帯の迫力は前から見ても違いますね〜

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オー、お太鼓のボリュームもさすがです。(*^_^*)

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しかし、天下御免の丸帯さんが結べるのは一重太鼓なのです。σ(^◇^;)

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日本中の人が名古屋帯の一重太鼓は略式と思っていませんか?
それは大きな間違いなのです。
昔の丸帯は厚みがあって巻き付けると長さを取られてしまうので一重太鼓しか結べないのです。

と・・・言うことは?

江戸時代から戦前までは礼装で結ぶ正式なお太鼓は一重太鼓だったのです。(#^.^#)

ではここで問題です。
袋帯で結ぶ二重太鼓は何もの?

皆さんで答えを探して下さいね。

posted by kiraku at 21:30| Comment(8) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

着付けと着替えの考え方を整理!(*^_^*)

今日の名古屋は風が吹き荒れています。
昼は春を思わせる日差しが入り、春一番かと思いきや雪がチラホラ舞って来る〜

「う〜、まだ冬だ〜!」

早くツクシの季節にならないかな〜、早くタケノコの季節にならないかな〜、
早く潮干狩りの季節にならないかな〜、早く自然薯の季節にならないかな〜、
早くお正月が来ないかな〜、早くツクシを待つ季節にならないかな〜。

アッ、結局は今が一番楽しい季節でした。σ(^◇^;)

と、今日もストレスの無い生活をしている爺さんです。
今年は55歳の定年を迎える準備に忙しい年なのです。

先ずは仕事に一区切りをつけて、仕入れ先や得意先が困らない範囲で無理をしない状態にする。
娘も縁があれば来年ぐらいに結婚する予定として、こっそりとバンザイの練習!(*^_^*)

後は定年の準備としてやることは・・・・・定年後の夢を探さなくてはいけません。

余生は平均寿命で計算しても意味が無いので明日ポックリ逝っても悔いの無い今を過ごす。
間違って100歳を超えても元気に生きていたら・・・・・・ゲッ!
遊びに来ている皆さんの老いた姿を見なくてはいけません。

50年後は今が二十歳の子でも70歳の爺さん婆さんになっているのです。(^0^;)
その頃の日本は一人の若者が一人の老人を背負っている時代ですね〜

皆さんが孫に車椅子を押されている横を元気な私がスタスタと歩いていたら大問題です。

皆さんが老いる前に「着らく」の着物は皆さんの娘や孫に渡して、
私は出来るだけ早くこの世とはおさらば出来るように努力します。(^^)v

しかし、ここで一つの不安があります。
もし呆けてしまい逝くことを忘れてしまったら・・・・・・・ゲッ!
やはり孫に車椅子を押されている皆さんの前をウロウロするかも知れません。σ(^◇^;)

でもご安心下さい。
「師匠−!」と呼ばれても「誰だった?」と答えるだけです。(*^_^*)

しかし、これが反対に「誰でした?」と言われたら少し寂しいかも知れません。
皆さん!50年後までは健康で呆けずに過ごして下さいね。

アッ、タイトルとは関係のない夢物語が長すぎますね。
これが「着らく」名物の雑談です。(*^_^*)

着付けと着替えの違いは何か?

自分の体に着物を羽織って、
腰紐で留めた時点で着替えです。

人の体に着物を羽織らせて、
腰紐で留めた時点で着付けです。



ついでに着付けの補正について!(*^_^*)

今の日本では着物を着る時だけドラム缶体型に憧れるのは不思議な現象です。

自然な形で一枚の布を体に沿わせると落ち着いた着物姿になります。
しかし、自分で着物を着るのに無理な補正をして体型をドラム缶にしてしまうと、
一枚の布は補正の上をゴソゴソとして収まりが悪いのです。
そこでそのゴソゴソを押さえる為に新たな着付け道具が必要になる!!!!!

それならこんなドラム缶の蓋と底を外して、肩に掛ける紐を取り付けるのです。

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これが私の考案した史上最強!
究極の補正道具です。(ドヤ顔!)  


しかし、どんなに便利な道具にも必ず欠点はあります。
着物のシワとおかしな小道具に締め付けられる苦しみからは解放されますが、
おそらく重たくて場所をとるので電車と車には乗れません。σ(^◇^;)


こんな風に言われた事を忠実に再現するとおかしな事に気付くのです。 

何で人からドラム缶になりなさいと言われるの?

何で自分で着物を着るのに人から言われた道具を使うの?

何で着替えの時間を計られて着付けの資格が貰えるの?

何で着付けを習っているのに背中の帯がマジンガーZのジェットスクランダーなの?

何で自分が着物を着るだけなのに苦しい伊達締めを強要されるの?

何で自分が着物を着るのに人に言われて形を揃えるの?



この「何で」の答えは簡単です。

昭和の一時期に流行った着付けゴッコの名残です。
日本の着物文化でもなければ、着付けにも着替えにもなりません。

日本の正しい着物文化とは、
受け継いだ着物に合わせた自然な形で着る事です。

「曾お婆ちゃんは私よりもこんなに小さかったんだ〜」

「お母さんよりも小柄でとても優しい人だったよ」

「私が衣紋を開けて着ると近所の人なら直ぐに、
  曾お婆ちゃんの着物だって分かるね」(#^.^#)   

こんな会話が自然に聞かれると
日本の着物文化もきっと楽しいですよ。(*^_^*)


ところで11日のプチ再開は人数が決まったら教えて下さいね。
人数でメニューとネタを考えないといけません。σ(^◇^;)
posted by kiraku at 19:15| Comment(0) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月21日

着物は楽しく着替えると簡単に着れる!(*^^)v

今日の名古屋は木枯らしが吹いて寒いです。(*^_^*)


前回のプチ再開で初めての子が着物を次から次へと着替える様子を見ながら、
はしょりが大きく出てしまった子には、こんな写真を見せながら、

「その形も昔ならよそ行きの形だったんですよ」


「アッ、同じだ〜」(笑顔)
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こんな風に着替える度にその形を昔の写真から探すと、
「必ず同じ着物姿に出会えるのです。」(*^^)v
そして何も教えなくても4回も着替える頃にはこれ位の着方はしているのです。(*^^)v


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楽しく着物を着ようとしている子供の周りを、
おかしな着付け道具と物差しを手にした大人が取り囲み、

「あんた!そんなにはしょりを出したらダメ!」
「絶対に7センチにしなさい!」

「あんた!そんなに衣紋を詰めてはダメ!」
「絶対に指三本分は開けなさい!」

「あんた!そんなにシワだらけに着たらダメ!」
「絶対に着物姿にシワは厳禁!」


等と言いながら、こんな形を強要している事が日本文化の継承だとしたら、
楽しく笑顔で着物を着る子供はいなくなるかも知れませんね。(^_^;)


オー!絶対を完璧に守ると日本中が同じ着物姿になる!
これが日本の着物文化か〜(*^_^*)

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カラフル更新!(*^^)v

posted by kiraku at 12:41| Comment(0) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

帯の基本は半巾帯!(*^^)v

今朝の名古屋は穏やかな秋晴れです。

アッ、昨日は倉庫からストーブを出して冬支度をしました。(*^_^*)

木枯らしのヒューヒューという風音は冬将軍様を出迎える歓喜の口笛にも聞こえますね。

アッ、こんな話で脱線すると雑談のまま仕事の時間になってしまう!(^^ゞ

帯の基本は半巾帯!
この意味はしっかりと着方を教えている教室の生徒さんなら簡単な答えですね。(*^^)v

帯の種類を簡単に説明すると、帯は一種類しか存在しないのです。

「エッ、バカな事は言わないで下さい!名古屋帯もあれば袋帯もあります!
 もっと厳密に言えば!しゃれ袋帯!袋名古屋帯!踊り帯!腹合わせ帯!・・・・」


と、ご立派な着付け教室で資格を手にした先生方は顔を真っ赤にして怒るかも知れません。

しかし、遊び道具である帯は形の巾が違うだけで名古屋帯を除いて同じ帯になるのです。

アッ、名古屋帯だけはお太鼓を簡単に結ぶ目的で作られた帯になるので形が違うのです。

左から広い帯のご先祖様となる丸帯!丸帯様は広い刺繍布を二つ折りにしてあるのです。
次にそんな裏表が使えた丸帯様を改良して、表だけに柄のある帯が袋帯になるのです。
三番目の名古屋帯が一番短いのはお太鼓か角出し以外は結べない遊び心の無い帯とも言えます。
そして一番右側にある巾の狭い帯が丸帯よりも歴史の古い半巾帯になるのです。

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特別な形をしているのは名古屋帯だけで、後は同じ形の帯になるのです。(*^^)v

ここでタイトルの意味が理解できた人は着物通な人ですね。
そうです!半巾帯は織田信長の時代からお腹の前で結び後ろに回していた自装の帯なのです。

お腹の前で結んで背中に回していた半巾帯が豪華になり、
人の手を借りて背中でしか結べない形になったのが丸帯や袋帯だと考えて下さいね。(*^_^*)

この意味が分かりますか?

戦後の着付け教室が教えた形で日本中が混乱したのは、
背中で結んでもらっていた丸帯のお太鼓を、
自分の背中に着せ付けさせて「偉い!偉い!」と褒めながら、
着替えをさせている姿に、着付けの資格を与えた事にあるのです。


では着付け教室で一番歴史の古い半巾帯をあまり教えない理由は?

半巾帯の垂と手を使う結び方は飾り結びの基本になるからです。

「エッ??????????????????????」

半巾帯は余った手と垂の長さを利用して適当に形を作る帯結びの基本になるので、
袋帯を使い大層に小難しく飾り結びの形をテキストにする無意味さに気付くからです。

最初から帯結びには本を見ながら真似て結ぶ世界は無いのです。

帯は余った垂と手を使い自由に形を表現して遊ぶ世界しか存在しない!

半巾帯は自分で結ぶ帯!
背中で結ぶ袋帯は半巾帯で作り上げた楽しい形を友達や家族の背中に結んであげる帯!


こんな風に正しい形で帯と向き合えば、帯結びは楽しい遊びの世界になりますよ。(*^^)v
posted by kiraku at 08:55| Comment(6) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

着物に「御はしょり」は必要か?(*^_^*)

三連休は晴天に恵まれている名古屋です。

今朝も5時から起きている私に妻の一言。

「休みぐらいゆっくりできないの?」

そこで私の一言。

「時間の流れに休日があればできそうな気がする・・・」(^_^;)

アッ、昨日は長久手の「ござらっせ」まで野菜を買いに行って来ました。

大学生の子がござらっせの中庭で牛乳パックを利用しての工作イベントをしていました。

女の子がマイクを片手にイベントの案内をしていたのですが反応はイマイチ!
まだ時間が早く、中庭のベンチに腰掛けていたのは私一人だったのです。
そこに買い物を終えた妻が私の横に座り一言。

「何をまじめな顔して聞いてるの?」

「案内を聞いているのが私一人だから、拍手をした方が良いのか迷っとる」

「恥ずかしいからやめなさい!」

妻の一言は心の迷いを消し去るありがたい力があるようです。(*^^)v

ところで、今の日本では着物に「はしょり」は必要か迷っている人は意外に多いのです。
それは着付け教室の決めたおかしな「はしょり」の長さに苦労している証拠でもあるのです。

「丈の足りない着物でも何センチの「はしょり」は必要ですか?」とまじめな顔で聞かれたら、

「そんな事を気にする様な、貧乏臭い着方はやめなさい!」とは言えない事情があります。

それは日本中の人が時代の流行として今の形をカッコイイと思い込んでいるからです。

若い頃にGパンの裾を切らずに折り曲げて穿くスタイルが流行しました。
当時はGパンの裾を折り曲げて穿いているだけで流行の先端気分を味わえたのです。

しかし、流行とは飽きてしまえば元の姿に戻るから楽しい遊びの世界になるのです。

今でも日本人がGパンを穿くのに本屋さんに出掛けて、
「正しいGパンの穿き方」の本を探していたら、今の自由なファッションは無いのです。

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今の時代なら「はしょり」の部分は帯の中に隠してしまい、
昔のように腰紐が隠れる位置まで帯を下げて結ぶと着物は落ち着いた形になると思っています。

しかし、おかしな形を本にまで書いて強要されている今の時代には少し勇気がいりますね。(^_^;)

それなら「今日は晴れの場に出掛けるから、世間にあわせて着てやるかー!」

と、こんな気持ちで「はしょり」の長さを出せば着物は楽しい衣服になるのです。


丈の短い着物は「規定の長さにはしょれないから着れない着物」と、思ってしまった時点で、
昔の人が聞いたら「そんな考え方は恥ずかしいからやめなさい!」となるのです。

受け継がれた着物を楽しく着るには、強要されるおかしな形の意味を理解して着る事です。
すると着れないと思っていたタンスの着物は、日本人の温かい心を優しく教えてくれます。(*^^)v

これも早々に削除した方がいい更新かも知れませんね。(^^ゞ
posted by kiraku at 09:47| Comment(5) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

着付けと着方は文化の違いですね。(*^_^*)

今日の名古屋は朝から雨です。

雨にも関わらず着物好きな子が遊びに来ていると聞いて仕事の合間に早速電話!(*^^)v

アッ!行きたいのですが昨年から会社に缶詰状態なんです。
会社に遊びに来る子には自称「名古屋のスーチンさん」を名乗っております。(^_^;)

電話での会話

「着物の着方を覚えれば着付けはできます。だから自信を持って友達に着せて上げなさい」

「はい」

「世間では資格と免許を口にする人が多いみたいですが、そもそも着付けの資格等は無いのです」

「エッ!そうなんですか?」

「資格と免許に価値が無いのは着付けの教え方に問題があるからです。
三人の人を相手にサイズの違う着物と帯を並べて着付ければ立派な着付けです。
しかし、自分の体に10分で着付けて何級と言われても着付けにはなりません。」

「確かにおかしいです」

「着物は洋服と同じ衣服だと考えれば着物を着る事が楽しくなりますよ。
そして着方を知らない周りの友達にも教えたくなる心が育てば良いのです。
その場で生まれる楽しい和みの会話が日本人の受け継いできた和の文化になるのです」

「はい、分かりました」

「頭で理解する事と、心が育って受け止める世界は違いますからね。
着物の着方も同じように頭で形を覚えようとしてもダメなんですよ。
着物を着る意味を心で理解して好きになる事が一番大切なのです。」

「はい、着物は大好きです」

と、今日もこんな調子で参加しておりました。(*^_^*)

小庵「着らく」で何度か会っている子は着方の意味を理解するのも早いです。
こんな普通の常識が通用しない今の日本で子供が苦労する姿は見たくないものです。

アッ!最近は仕事上でも目上の人がおかしな行動をする姿が目立ちます。
ほんの少し先を見れば出せる答えと行動ができない大人が増えている気がします。

数字は目先の問題を表しますが、先の姿は大人の行いを子供が真似るのです。

受け継がれた大切な着物を捨てる大人の姿を見ながら今の子供は育ち、
訳の分からない着付け教室に通って苦労している大人の姿を見ているのです。

このままでは日本の将来の姿はおのずと見えてしまいますね。(^^ゞ

せめて着付けの免許を持たされた人達が着方の間違いに気付けば先は明るいかも知れません。

衣服を着るのに多種多様な道具を使う民族衣装は世界中を探しても無い!

そもそも着物にもそんな道具は無かったのです。(*^_^*)

流派が増えれば道具も増える。

それは他との違いを作らなければ同じ流派になるからです。

しかし、衣服を着るのに流派がある事は日本の恥です。

「私はスーツを大笠原流で着ています。」

「エッ!あんたは大笠原流だったの?てっきり小笠原流かと思っていました。」

「何を言っているんですか?小笠原流は左足からズボンをはきますが、我が流派は右足からです」

こんな違いを大人がまじめに悩んでは子供の未来が心配です。(^_^;)

posted by kiraku at 12:44| Comment(13) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

着物って何?

タイトルの質問に明快な答えが出せる人がいるのかな〜・・・・

と、世間を賑わしたミス・ユニバースの衣装問題を改めて見直しながら思いました。

デザイナーの人が以外に若かった事に驚き、
今の着物に対する衣服としての考え方はすべてが間違っているとは思えませんでした。

ただ世間が与える形の押し付けに対して、形で反発したような印象を受けたのです。

着物は着る形を継承した衣服文化ではない事を教えてくれる大人がいない?

と、言うよりも形ばかりを押し付ける大人しかいないのかも知れません。

若いから反発もする。
その形が少し極端なデザインになっただけかも知れませんね。

この問題にはあまり触れたくはありませんが、
事前の打ち合わせでは皆さんが承知をしていた経緯が見受けられるのです。

しかし、世間がノーと騒ぎ出した途端に、御着物社会の皆さんは態度を豹変?

最後は御着物社会の皆さんが反対してデザインを変更されたように言われている?

あえて?マークにしておきました。(怖いので)(^^ゞ

そもそも着物の着る形って何?

形を押し付ける大人が多すぎるから、若い子は形で反発をするのかも知れませんよ。

そもそも着物って何?

書いて字の如く洋服と同じ着る物ですよ。
洋服でもパンツを見せれば恥ずかしいのは普通の事です。
それが着物だから形の反発でおかしな事になるのなら着物って何?

その原点すら見失っているのが今の日本かも知れませんね。

着物は着る形を継承してきた衣服文化ではありません。
ましてや庶民が現代のような補正や道具を使う
奇奇怪怪な形で着物を着た歴史は無いのです。


着物とは布を直線裁ちで仕立てる事に、本来の意味があるのです。

それは大切な布を子孫に残すために工夫された仕立ての文化です。

大層な帯を継承してきた文化でもありません。

大層は染を継承してきた文化でもありません。

大層な着方を継承してきた文化でもありません。

着物とは受け継がれたタンスに眠る大切な布を継承してきた衣服文化です。

と、若い子には知ってもらいたいですね。(*^_^*)  


アッ!この更新は微妙な問題に触れていますので削除するかも知れません。(^_^)v
posted by kiraku at 00:04| Comment(2) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

着物とはいったい何?

今朝は町内の清掃日!

エッ!名古屋は町内で清掃をするんですか?

ハイ!私の町内では二ヶ月に一度の割合で用水の周りを清掃します。

顔ぶれを見ると町内もずいぶんと高齢化が進んでいますね〜(^^ゞ

昨日は仕事を抜け出して三時頃から小庵「着らく」にいました。(*^^)v

行く前に電話をすると、
「ブログを読まれた方が見えていますよ」
と・・・言われても誰がブログを読んでいるのか分からない?

昨日はこんな調子のオヤジが突然顔を出してビックリされたと思います。(^_^;)

五回目の大学生の子が着方を教えてくれていたのでお任せして見ていると・・・
私より丁寧にお太鼓の結び方を教えている!

エッ?師匠はどんな風にお太鼓を教えるんですか?

「お太鼓は人の手を借りなさい」それだけです。(^_^)v

大学生の子の丁寧で分かりやすく時々つまづく楽しい教え方は、
着付けで苦労している世間の皆さんに見せてあげたい光景でした。

一度手が覚えた着方は忘れないですね。(*^^)v

衣服である着物は、どんなに形を頭で覚えても無理!
それに補正や小道具の使い方まで教えられたら頭が混乱します。

無駄な小道具は外して、衣服として楽しく着物を着れば自然に手が覚えてくれます。

お婆ちゃんに連れられてお孫さんも一緒に遊びに見えていました。
80歳のお婆ちゃんとお孫さんがお互いに気遣う姿はとても印象的で微笑ましかったです。

お孫さんはお婆ちゃんの体を気遣い、お婆ちゃんは心でお孫さんを気遣う。

着物の話をしているとお孫さんがお婆ちゃんの顔を見て「知ってた?」
するとお婆ちゃんは口には出さない言葉で、「そんな事は常識だよ」と、ニコニコ。

「お婆ちゃんの若い頃は常識でしたよね。」

黙って頷きながら微笑むお顔には人に対する優しさが溢れていました。

着物の常識は80歳のお婆ちゃんが一番よく分かっています。
お婆ちゃんに着物の事をたくさん聞いて下さいね。(*^_^*)

着物とは仰々しく考えて習うものではありません。
お婆ちゃんに聞く姿が一番正しい衣服文化としての着物です。

着物とはいったい何?

「お婆ちゃん、この着物を借りて良い?」
「お婆ちゃん、帯を結ぶの手伝ってくれる?」
「お婆ちゃん、着物の畳み方は?」

こんな会話がお婆ちゃんやお母さんとできるのが着物です。

着物を通して家族や友達と交わす和みの会話から、
着物本来の価値は生まれます。


衣服を着るのに、仰々しく、小難しく、大層に、
どんなに形を習っても着物文化の継承にはなりません。
と・・私は思っています。(^_^)v

posted by kiraku at 11:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

着物は衣服として考える。

日本人の表現力は簡単明瞭だと感心します。

着る物を着物と表現しているからです。

平安時代から千年以上も変わらない直線裁ちで受け継がれた衣服が着物です。

流行で袂や丈が短くなったり長くなった事はあっても形は殆んど変わっていません。

浮世絵や古い絵巻を見ても着物は着る物として描かれています。

千年の歴史をファッションで振り返ると・・・
これが着るスタイルには殆んど変化がありません。

エッ!千年も変わらないスタイル?
四角い風呂敷を紐で留めるだけの衣服に着方のファッションを求めるのは微妙ですね。

しかし、女性のファッションは江戸時代になり帯を結ぶようになってから一変します。

それは帯結びの形で遊ぶ事ができる様になったからです。

花魁の豪華な前結びは着付け師のいなかった時代のスタイル!

遊女の間で幅の広い帯が流行したのが丸帯の始まりかも知れませんね。

ファッションの流行は時代の移ろいのようなもので衣服令のように文献には記されていません。

しかし、花魁の豪華な帯を真似して見たいと思うのは女性なら当然の成り行きです。

当時でも前で結ぶと花魁と間違えられてしまう!

そこで半幅帯の形を豪華な丸帯を使い背中に結んでもらったのが、
花柳界の人がお世話になった髪結いの着付け文化の始まりだと思います。

平安時代から受け継がれた日本人の着物文化で、
戦後の着付け教室が教えた奇奇怪怪な形が流行した時代は・・・調べても過去には無い!

着物にとって帯は自分を楽しく表現する遊びの道具です。
一つの形を正装の帯結びだと強要されて、結ぶのに難しいと感じたら着物は終わりです。

こんな視点で今の着物社会を見ると、
大人が子供に花柳界の姿を強要しているおかしな時代です。

遊びに来ている子には時々お伝えしているのですが、
花柳界の高価な絹の着物は買ってくれるご贔屓さんがいたから着れた勝負着物です。

一般の庶民に絹の着物が正装の着物だと言ってしまったら終わりです。

おまけに着付けの袋帯を着付けのお太鼓結びにして正装の形だと言ってしまったら
やっぱり着物は着れない衣服になり・・・終わりです。

日本中が受け継がれたタンスの着物を捨てる意味は着方を知らないだけです。

当たり前のことですが、
着物を着るとは受け継がれたサイズの合わない着物をきれいに着る知恵です。

自分が衣服を着るのに、
人に言われて決まり事のように一つの形に自分を合わせる着方はありません。

受け継がれて手にした布を自分に合った着方で着るのが正しい着物の着方です。


と、長々と更新しても言い足りない気持ちです。(笑顔)

アッ!そうだ!
chieさん矢立てを買った古道具屋さんの写真ありますよ。
その前に娘が教えてくれたウナギ屋さんの写真を載せなくてはいけません。

道路沿いの目立たない小さなお店です。
エッ!このお店が有名なの?と、思ってしまう店構えでした。

ちなみに娘は左端で横向きに立っている子です。

昼前にもかかわらず待ち状態でした。


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そして頼んだのメニューはうな丼の上です。
肝吸いは百円!うな丼の上は千五百円でした。(*^^)v

ここで親子の会話。
娘「絶対にウナギは美味しい店で食べた方がお得だよ。」

「考えたらスーパーで国産ウナギの蒲焼を買うと980円はする・・・確かに」

と、素直に納得するオヤジであります。(^_^;)


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うなぎ屋さんの道路を挟んだ真ん前にあったのが古道具屋さんです。
見るからに宮崎駿監督の映画に出てくる雰囲気そのままの店構え!

中に入ると外観から受ける空気そのままでした。
お爺ちゃんとお婆ちゃんがお茶を飲みながら店番をしていて、
店の中は二階まで所狭しと古い道具や小物が並んでいて私にとってはディズニーランド!
煙管の煙草盆から古い時代のロゴが入ったガラスコップに、
もちろんゼンマイの柱時計もありましたよ。(^^♪

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詳しい場所は教えない方が良いみたいです。
人が押し寄せるとお店の空気が変わってしまいそうです。
欲をかかずにのんびりと商売をしている姿が値段に現れていました。

ちなみに私の買った凹みに味わいのある古い矢立ては二千円でした。

娘曰く
「私は絶対に買わない!」(^_^;)

我が家の爺さんもそろそろゼンマイを巻かないと遅れてきましたね。

gfsd





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2009年04月18日

着物は和みの衣服文化ですね。

chieさん、お針子こうずきんさん、yagiさんへ

コメントの返事をまとめて更新で済ませようとする師匠であります。

chieさん こんばんは(*^▽^*)

膝の悪いお婆ちゃんには正座用のイスをプレゼントしてあげると喜ばれますよ。

小庵「着らく」の先生もお孫さんのいる立派なお婆ちゃんなんですよ。(内緒)

やはり正座をしていると膝が痛くなる時があって正座用のイスを使っています。

chieさんのお婆ちゃんも膝に負担なく正座で座れると思います。

確かホームセンターで千円位だったと思いますよ。

(○゜▽゜○)/ ヨッ!!広島の師匠は太っ腹!(*^-^)ニコ

chieさんが着物を通して家族に与えた和みの時間が、
本来の小庵「着らく」の姿です。

だからchieさんは立派な小庵「着らく」の師匠です。

自信をもって皆さんと一緒に着物と遊んで下さいね。


お針子こうずきんさん こんばんは

chieさんは素直で優しい、少し着物の着方を冒険したい想像力の豊かな子ですよ。(^ー^)ノ

子供の豊かな想像力を伸ばせる環境が今の日本にあれば、
きっと今より生き生きとした国になると思っています。

どうか身近な子供達に着物の楽しさと温もりを伝えて下さい。

先生にはいつも言っている事ですが、
chieさんの着物に対する豊かな想像力は特別ではありません。
おそらく日本中の子供達がもっている子供らしい考え方です。
大人がその豊かな芽を摘んでしまってはいけません。

今は大人が損得の基準で物事を判断してしまう事が多くなりました。
私自身も子供の純真で素直な心から学ぶ事ばかりです。

本来の着物は子供の想像力を高める個性豊かな衣服だと思います。

その事を教えてくれるのは子供達の自由な発想です。

yagiさん こんばんは

Σ(・o・;) アッ思い出した!
この前は私が顔を出したら・・・・・

「( ̄0 ̄;アッあの偏屈師匠が現れた!」と・・そんな顔をしていました。

「え(゜○゜)!そんな事は思っていません」

「オウオウ、師匠の目を節穴とおもっているのかい、
確かに目は細くて上下の視界はyagiさんより狭いかもしれないが・・・汗」

と、こんな冗談で息抜きをしている師匠です。(笑)

yagiさんの着方と着こなしは百年前の写真から抜け出したようです。

着物が包む人の心が正しくきれいであれば、外見の形は心に沿って作られます。

その手本のような着こなしです。

(´△`) えっ?褒め過ぎです。(汗汗)

これは本当の事です。

後は手が覚えてしまえば、誰にでも着物の着方は教えられますよ。

友達に着方を教えたら、着物の楽しさと温もりも一緒に伝えて下さいね。

これで今回の更新を終わります。(*^。^*)
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2009年04月09日

「帯結びの基本は半幅帯2」

今夜は久しぶりに小庵「着らく」で遊んでいた師匠です。(*^-^)ニコ

大学生の子が新しい友達を連れて遊びに来ていたのですが、
着方を知った友達がいれば、その友達が着方を教えるのが一番です。

(゜O゜;アッ!今朝の答えは・・・ブログを読んでいる人なら簡単ですね。

答えは「着方の帯」と「着付けの帯」の違いです。

半幅帯は前で結んで後ろに回せる帯!

丸帯・袋帯・名古屋帯は帯枕や帯締めなどの着付け道具を使うので回せない帯!

しかし、作れる形は同じ!

。ぃう浴衣用の半幅帯を前でこんな風に結んだとします。

そして後ろに回せばこんな帯結びになります。













、khmkl同じ形を丸帯で結ぶと同じ形が作れます。

当たり前の事ですね。(^。^;)

しかし、丸帯は前で結んでしまうと後ろには回せません。

それは帯が厚くて重たいからです。
回せる程の結び方では帯が落ちてしまいます。

そこで着付け師の人達は後ろで結ぶ事を手伝いお金を貰っていたのです。




、kll写真で見ると分かり易いと思いますが、
本来の帯結びは半幅帯で形を覚えれば人に着付ける事は簡単です。

それをいきなり何も知らない人に着付けの形で自分に結びなさいと言われても・・・
できなくて当たり前!

着付けで教えている事には相当な無理があります。

しかし、その無理を黙って受け入れて、
無理な事を一生懸命にやっている子供達が気の毒ですね。

、んkhj帯の形は変幻自在です。

同じ形に結びなさいと言われては困ります。

帯の硬さや長さで結ぶ形は変わります。

帯を結ぶ人の体型でも形は変わります。

小柄な人は小さくまとめる。

大きな人は大きく形を作るとバランスよく結べます。



、bじゅいもしお太鼓結びを決まりのように結ばなければ
着物文化は今の1000倍は楽しい!

え(゜○゜)!何故ですか?

友達の結婚式でもお互いの帯の結びが
楽しい話題になります。


その楽しさを日本人から奪ったのは誰でしょうね。(~_~;)

今頃大きなクシャミを二回しているかも知れません。(笑)

、lこl
私はいつも着方で着物が着れる人は着付けもできると伝えています。

反対に着方を知らないで今の着付けを習っても
人に着付けをするのは難しい。

え(゜○゜)!何故ですか?

自分の体に補正を入れた形で着方を覚えると、
他人の体を絞める場所が分かりません。

補正は慣れた着付け師の人が相手の体型を見てから使う道具です。

dfg
半幅帯で形を創作できる人なら、
そのまま人の背中に結ぶ事は簡単ですね。

着付けの基本です。





半幅帯も結んだ経験がない人に、
いきなり背中で帯を結びなさいとは、
着方の常識では言えません。(^。^;)


そんな無謀な衣服教室は
おそらく世界中を探してもありません。



sdghsえ(゜○゜)!
日本にはあるんですか?

冗談ですね。
(´▽`) ホッ

常識で考えたらある訳がありません。
(*^-^)ニコ

もしそんな場所があったら教えて下さい。

反対にどんな場所か興味が湧きます。
(⌒-⌒)ニコニコ...
posted by kiraku at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 正しい着物の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする