2016年02月06日

日本の着物文化にしきたりや決まり事など・・・最初から無いのです。(*^^)v

このブログを始めてから1ヶ月近くも休んだのは初めてかも知れませんね〜(^_^;)

たった1ヶ月でも人生にはいろんな事があるものです。

名古屋市内で呉服問屋を営む社長さんと話をする機会がありました。

私 「着物はこれからの衣服です」
社長「着物はもう完全にダメだ!」

アレレ?一言一句同じ会話を20年前にもしたような気がする・・・
ひょっとして社長は目の前にぶら下がる現実だけをボヤキながら、
先の無い今をただ何となく20年も積み重ねて来たのかな〜?????

70歳を越えた老人を目の前にして元気づける言葉も見つからず、
着物はもうダメな理由を延々と話される言葉に頷くだけで精一杯でした。(^_^;)

不思議に感じたのは、
今がダメな理由は雄弁に山ほど語っているのに、
そこまでダメになった過去の反省は一言も無いのです。

私は若い頃に明治生まれ父親からよく言われた言葉があります。

「気付いてやるのは上の上
 真似てやるのは中の中
 言われてやるのは下の下
 言われてやらぬは人のクズ!」


若い頃は父親からクズ呼ばわりをされ腹を立てる知恵はあっても、
その言葉の真意を理解するだけの器はありませんでした。(^_^;)

この歳になってやっと理解できるようになった気がします。(遅い!)

言われてやらぬは人のクズなら・・・・
自分の言葉に責任を持たない政治家はナニ?(^_^;)

アッ、これ以上話を脱線させると危ない!

ところで着物はその時代によって形は違うことを知っていますか?

「昭和初期に仕立てられた着物は、
 戦後の着物よりも袂が長いのには意味があるだぞ〜」

受け継がれた着物を手にとってその意味を伝えるだけで、
着物の温もりと素晴らしさは分かるのです。(*^^)v
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私が着物文化を通して若い人達に伝えられる言葉があるとしたら、

日本の着物文化とは、
「この形を真似ないと着物を着る資格は与えない!」

日本の着物文化とは、
「この手順を真似ないと着物を着る資格は与えない!」

日本の着物文化とは、
「この着付け道具を使わないと着物を着る資格は与えない!」

こんな言葉を40年以上も真に受けている人達は
「着物は大変!着物は難しい!着物は苦しい!」
と訳の分からない事を言いながら40年の歳月を
ただプカプカと流されて還暦を過ぎているのです。

その人達が子供や孫世代に対して、
今でも着替えを着付けだと教えながら、
おかしな着替えを強要しているのです。



小庵「着らく」はそんな世間の非常識に対して、
「いい加減にやめなさい!」 と言える、
思いやりの心を育てているだけです。


この子共たちに対して着替えを着付けだと言いながら、
一つの手本を示して同じ形で着替えなさいと強要できますか?、
この日本にはそんな勇気のある着物学院の先生はいないのです。

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何故なら、
この子共たちには受け継がれた着物から学んだ凛とした心があります。
もしもそんな理不尽な事を強要すれば一言です。
「バカじゃないの!」

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着心地と着こなしで着替えているこの子共たちに対して、
補正と着付け道具を強要できる着物師範の先生はいますか?
この日本にはそんな勇気のある着物師範の先生はいないのです。

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何故なら、
最初から補整と着付け道具に着物をそわせている人には、
着物本来の着心地と着こなしの意味すら理解できないからです。

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世間にあって小庵「着らく」に無いものは?

それは詐欺師の考え出した手本をセンチの単位で真似る事!
世界中から日本の七不思議と言われている同じ着物姿です。

世間に無くて小庵「着らく」にあるものは?

それは着物を通して個性を表現する空気です。
着物は造作も無く着れるのに・・・・
おにぎりを作った事が無い!!!!!!!
それなら着物よりもおにぎりを作る方が先ですよね〜(^_^;)
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posted by kiraku at 22:26| 愛知 ☁| Comment(14) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お師匠様、ご無沙汰しております!お師匠様のところはいつも通り若い人たちがとても楽しそうで、私も拝見していて嬉しいです。

先日、遠方で行われる結婚式に参列することになったのですが、事情で日帰りしなければならず、朝四時に訪問着を着て二重太鼓を自分で結ぶ羽目に陥りました(!)。お太鼓は以前に何度か一人で結んでみたのですが、やっぱり後ろが見えないし手も回らないしで苦労したので、今回は結ぶところまで前で、後ろに回して云々とかいろいろ考えたけど、なんかウマい方法は無いかとYoutubeなどを片っ端から探しました(´∀`)

その結果、どっかの着付け教室のやり方で、結ばずに紙ばさみみたいなクリップで留めるやり方がなんとか自分でうまく出来そうだったので、そのクリップに似たものを調達しに文房具屋さんと呉服屋さんに寄ってみました。ところが、文房具屋さんでは帯に傷が付かなそうな紙クリップが見つからず、呉服屋さんでは「それはどこかの“お教室”で生徒さんに使わせている道具ではありませんか?」と言われ、なんかもうアタマに来たので、前にやった通り洗濯ばさみで留めました。

多少ヘタクソに帯を締めていても、式場には着付け師さんがいるはずだし、とにかく身体に巻き付けて行けと思いました。

結果的には、着付け師さんが帯枕の位置をグーッと直して紐を締め直し、帯揚げをすごく綺麗に結び直してくれて、あとは大して問題なかったようでした(笑)

着物自体は、いつも通り自分で補正無しで着て行ったので、一日着たままでも当然苦しくなかったです。襦袢には夏用の柔らかいメッシュの薄っぺら襟芯を入れたら、襟が詰まってくることも無く具合が良かったです。帯を留めた洗濯ばさみも、垂れの下の空間(お尻の上にも補正は入れるらしいですね!)で全然邪魔になりませんでした(爆笑)

しかし考えてみたら、上にコートを着て行ったのだから、帯はカバンに入れて、着付け師さんに結んでもらう手もあったなぁと思いましたが後の祭りです(´∀`)

後日自分が写った写真を見たら、列車に乗り遅れそうで慌てていて東京駅の階段で裾を踏んだせいで、下前が出ていたのに気付きました(爆笑)式場にはお直しマダムはいなかったので、多分誰も気づいていなかったでしょう(´∀`)着物で参列したことはとても喜ばれた様子だったし、着て行って本当に良かったです。
Posted by chappi at 2016年02月09日 01:08
chappiさん こんにちは (*^_^*)

結婚式の晴れ着はやはり気を使いますよね〜(^_^;)

これも戦後に生まれた着物文化の悪習だと思っているのですが、
そもそも着付け師の結んだお太鼓を正装の帯結びにした発想がおかしいのです。

と・・・こんな事を今の時代にボヤいても仕方がないのかも知れませんね。(^_^;)

国や文科省のお役人がお着替え詐欺を認めている以上は、
どんなに理不尽な決まり事でも表向きは従うしか無いのです。

結婚式場と葬儀場での着物姿が激減したのは当然の成り行きだと思っています。

昔の人は晴れの場でも自分で着られる範囲の着物姿で良かったのです。

こんな風に当たり前の常識で今の着物文化を見直す時代が来れば最善です。
それには今の詐欺師の考え出した悪習を終わらせるのが一番の近道!(*^^)v

千年以上も受け継がれた本来の着物文化は、
40年そこそこの詐欺文化で絶えてしまうような文化ではありません。

ただ若い人達が着物の楽しさや温もりを知らないまま親になるのは気の毒です。

日本中の人が大きな勘違いをしていると思う事があります。

「それは着付けを習った人達だけが、
 着物を着る事を許されていると思っている事です」

日本に生まれてこれほど悲しいマインドコントロールはありません。

「本来であればお着替え詐欺の問題は、
 日本中の人が激怒する問題なんですよ」

気付いても誰も怒れないのは、
国が認めている国家推薦の詐欺だからです。

ひょっとしてこの国の指導者もおかしなマインドコントロールを受けている????

「そんな馬鹿なーーーーー!!!!!!!!!」

と、日本の未来を生きる若い人達の為に祈る気持ちです。


アッ、上がどんなにアホでも、庶民が気付いて支えれば着物文化の土台は崩れません。

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)
Posted by 師匠 at 2016年02月09日 12:44
お師匠様、お返事ありがとうございます。

結婚式の前に、少し年上のお友達と、式に着物で出席することについて話題になりました。彼女が娘さんの結婚式に出た時は式場の貸衣装の着物を着付けてもらったそうですが、親族はほぼ自動的に黒留袖がオプションだったそうです。招待客と式場スタッフが一目で親族と分かるように黒留袖を着せたがるらしいと言っていました。当然家紋は二の次・・・本人に似合うかどうかは想定外・・・

服装は着る人を表すものだとは思うけど、「黒留袖」が今やまったくの記号か制服になっているようだと知って、ちょっと立ち止まって考えを巡らしてみるべきなんじゃないのかしらんと思ってしまいました。

その上にお着替え詐欺でお教室でお道具商法で、独りで何とか結べるお太鼓を使わせる・・・(華やかな結び方はどれも独りで結べないですもんね〜)

・・・あまり考えないようにして、出来る限り着物を着て外に出かけて、着らく宣伝をしようと思います!私の祖母が教えてくれたように、誰かに着物の着方を教えて上げたいと思います。
Posted by chappi at 2016年02月10日 10:08
chappiさん こんにちは (*^_^*)

私が小庵「着らく」を続けながら思い描いている日本の着物文化とは、
chappiさんの空気なんですよ。(*^^)v

着物文化にとって一番大切な空気とはchappiさんの言葉そのままなのです。

「私の祖母が教えてくれたように、
 誰かに着物の着方を教えて上げたいと思います」

世間の人には理解できない小庵「着らく」の空気とは、
普通に洋服を着ている子共達には衣服の常識を伝えるだけで良いのです。

「普通に洋服を着ている日本人が何で着物は着れないの?」

「エッ、言われてみれば!!!!!!!!!!!」(*^_^*)

詐欺師の考えた着物文化のマインドコントロールとはこんな一言で消えます。

おかしな時代に流された人達でも
「それは着付けではなく、誰が見ても着替えですよ〜」と言われれば、
舞台の上で生着替えをさせられている自分の姿に気付くと思います。(^_^;)

むかしは日本中の人が
「自分で着物に着替えたあなたは今日から着付け師!」
こんなお馬鹿なマインドコントロールを真に受け着替えの資格を買わされたのです。

少なくとも小庵「着らく」で遊んでいる子供達と
chappiさんの周りに集まる人達には遠い遠い過去の話ですよね〜。(*^_^*)

戦後の風潮は「今!今!今!今が良ければそれでいい!」
この考え方は裏を返せば
「自分の今が良ければ周りや先の事など関係ない!」

着物文化を通して今の日本を見れば、
すべての問題に先の見えない理由も簡単に理解できるのです。

子供達にはおかしな時代に流されず、
意味を知って生きる事の大切さを伝えています。

「着物文化の伝えた思いやりは百年先の子孫に繋がっているのです」(*^^)v

chappiさん!!!!!

「私の祖母が教えてくれたように、
 誰かに着物の着方を教えて上げたいと思います」

着物文化の伝えた和みと温もりの輪は、
人の心を百年先まで豊かにしてくれると信じています。(*^^)v

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)
Posted by 師匠 at 2016年02月10日 12:19
突然のメールで失礼致します

子供の卒業式に着物を着たいと思い 着付けの事を調べておりましたら こちらのブログに辿り着きました
是非教えて頂きたいと思ったのですが
ご連絡先がわからず メールをさせて頂きました

何卒宜しくお願い致します
Posted by 山田 典子 at 2016年02月10日 22:29
山田様 こんばんは (*^_^*)

お子さんの卒業式に着られる着物はおそらく晴れ着だと思うのですが、
卒業式だけの為に晴れ着を着られるなら美容院で着付けをお願いした方が無難です。

お役に立てず申し訳ありません。
Posted by 師匠 at 2016年02月10日 22:39
お返事ありがとうございました

何年も前から 子供の入学式や卒業式のたびに着物を着たいと思いながら
美容室で頼むと毎回お金もかかるので
それなら習って自分で着られる様になりたいな と思っていました
しかし着付け教室を探しては 色々売り付けられるのではないか?
等と不安になってやめておく の繰り返しだったのです

今回こちらのブログを拝見して こんな風に気軽に着られる様になれるなんて なんて素敵だろう!
と思ったのです

こんなギリギリに•••と思われても当然ですが 卒業式に間に合わなくても
「着らく」にとても興味があります
しつこくて大変申し訳ありませんが
もう一度ご検討頂けると幸いです
Posted by 山田典子 at 2016年02月11日 13:32
こんなギリギリに
の後に変な記号が入ってしまい 失礼致しました
Posted by 山田典子 at 2016年02月11日 13:36
山田さん こんばんは (*^_^*)

日本に受け継がれた着物とは、
普通に着れば誰にでも簡単に着れなくてはおかしい衣服なのです。

今の小庵「着らく」は日本人としての常識で着物に着替えているだけです。

着物を普通に着るだけの場所が特別であってはいけないのです。

と、私は思っています。(*^_^*)

今の空気を作り上げているのは私ではなく遊びに来ている子共達です。

私はその空気を乱さないように育てているだけの役目なんですよ。(^_^;)

こんな理由から小庵「着らく」を開放するのはもう少し先だと思っています。

申し訳ありません。


Posted by 師匠 at 2016年02月12日 23:00
こんばんは

ご丁寧に返答していただき ありがとうございました🍀
Posted by 山田典子 at 2016年02月13日 17:39
山田さん こんばんは (*^_^*)

本当に申し訳ないと思いながらコメントの返事を考えていました。

小庵「着らく」を特別な場所と考えないで下さいと伝えたのは、
本来の形で着物を考えれば、
着物が好きで着物を着たいと思った時点で、
その人の居る場所が「着らく」になると思っているからです。

「エッ、そんなのは無理!」と思われるかも知れませんが、
遊びに来ている子共達は経験や資格が無くてもそれを実践しているのです。

「師匠、この前友達に着方を教えましたよ!」

日本人なら洋服よりも簡単に着られるのが着物であって、
洋服の着替えを教えられない日本人はいないとしたら、
着物の着替えを教えられない日本人もいないのです。

最初は手本など見ずに手にした着物と楽しい思い出話をしながら、
そのきれいな風呂敷を体に巻いて遊ぶだけでも笑顔になります。
その着物姿はグダグダのユルユルでもズルズルのダラダラでも良いのです。

おかしな手本を見なければ、
四角い風呂敷の巻き方は自然に身に付きます。

「それが自然な着物姿になると、
 私は遊びに来ている子供達から学んだのです」

それまでの苦労は簡単なコツだけを伝えて、
後はひたすら黙って見守る事だったのです。

心の中では
「アーそこは!」 「オイオイ!」 「それは無いだろー!」の連続でした。(^_^;)

しかし、遊びながらでも着物を好きになる事が一番大切だと気付いたのは、
着物を好きになれば自分にあった着こなしで自然に着慣れているのです。

「私の仕事はできるだけ何も言わずに見守る立場になりました」

今の小庵「着らく」には世間の常識はまったく存在しません。
それで一番困っているのは昔に戻れない私かも知れません。(^_^;)

昔に戻れないとは、形を教える事の無意味さを悟ってしまったのです。

いつも子供達と話をしているのですが、
小庵「着らく」を開放する時は私が昔に戻って形を教えるか、
世間が小庵「着らく」に近付くかのどちらかなのです。

着方で困った時はいつでもコメントして下さい。(*^_^*)


Posted by 師匠 at 2016年02月13日 21:27
初めまして。最近着物を着るようになり、調べ物をしていてたどり着きました。
目から鱗な、お話が沢山あって、とても面白いです。

母も昔世代の着物はこうあらねばという固定観念に縛られた人なので
今まで着物が着たいと言っても高いからとか着物が似合う体型ではないとか
色々な理由で止められてきましたが、今回4回目の衝動は母には言わず
自力で着方を教えてくれる場所に通って、おお着物って楽しいじゃない!と
楽しんでいる真っ最中です(^^)
Posted by まちこ at 2016年02月14日 18:13
こんにちわ。今年から「着付け教室」に通い始めました。ユルい方の団体ですが、やはり自装ができるように、といいながらはじめのほうで自らお太鼓を結ぶのを習いました。着らくさんのいろいろな記事をみて、私の心のなかの違和感はこれだったのだなーとよく分かりました。今は自分で半幅帯を結んで楽しんでいます。私もこのままでは着物を着る文化が失われる、と危惧している一人です。
嫁ぎ先の義母と祖母が着物を着て暮らすひとなので、私も一緒に受け継いでいきたいと考えています。
Posted by セイコリーノ at 2016年07月17日 13:55
セイコリーノさん こんにちは (*^_^*)

五体満足な体に生まれて自分では着替えられないもどかしさを体験するのは、
幼児か高齢者になってからです。(^^ゞ

母親もパジャマのボタンが小さくて留めづらいと文句を言いながらでも
自分の力で着替える努力をしてくれています。

「自装とは着替えの事です。」

詐欺師の考え出した言葉のカラクリもやらされている事を理解して、
本来の言葉に置き換えるだけでも違います。

着せ付けの世界には自装なる言葉すら存在しないのです。

なぜなら、
お客さんの持ち込む着物と帯に同じサイズなどあるハズも無く、
その着物と帯をお客さんの注文にあわせて着せ付けるのが着付け師の仕事です。

着付けを自装で学ぶのは天地がひっくり返っても無理なのです。(^^ゞ

なんで日本中の人が無限にあった着物姿を捨ててしまい、
たった一つの手本に縛られているのか?

正気に戻って今の着物文化を見ると恐ろしく思えます。

教えている先生が正気に戻れば、
目の前にいる大勢の生徒さんは救われます。

先ずは自装を着替えと言える勇気を持つ事が大切ですね。

生徒さんから「先生これは自装では無くて着替えですよ」
こんな指摘を受けたら辛いと思います。(^_^;)

また遊びに来て下さいね。







Posted by 師匠 at 2016年07月19日 13:41
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