2016年01月03日

一枚の着物は百年先まで温もりを伝えてくれる!(*^_^*)

小庵「着らく」には遊びに来ている子共達の名札が掛けられています。
十回遊びに来た子は白木の名札からオレンジ色に昇格!

ひょっとしたら平成の現代でも着替えを着付けだと教えられ、
着替えには意味の無い着付け道具を使わされ、
着替えには意味の無い形に縛られ、
背中の帯を最初から自分で結びなさいと強要され、
無駄な時間とお金を使いながら着替えている人がいるとしたら、
本当に申し訳ないと思うのですが・・・・・・

本来の空気で着物に触れている子供達は10回も遊びに来れば、
私が過去に出会った大層な資格を手にした着物の先生方よりも、
はるかに着物の着こなしと友達への着せ付けは上手です。

「この意味が分かりますか?」

それは最初から補整道具に着物をそわせたり、
着付け道具に頼らず着物を着ているからです。

楽に着物を着ている子は、
楽に着物を着せ付けるのは自然です。

洋服の下に補正コルセットを着るのは個人の自由です。
それは決まり事のように教室で教える事ではありません。

着付けを教える立場で一番大切な事は、
着せ付けたお客さんが苦しくならない着せ付けです。

伊達締めを使う時は息を吸ってもらい胸を広げてから締める。
コーリンベルトを使う時はアバラ骨の位置は避けて着ける。
帯枕の紐はみぞおちを避けて下に押し込む。

着心地で着替えをしている子供達には、
教えなくても自然な着方になるのです。

洋服でも着物でも
「痛い!苦しい!窮屈!」と感じたら、
それは衣服の常識として着方の間違いだと、
当たり前の一般常識をもっているからです。

オレンジ名札になった時点で私と同じ立場で着物と帯は使いなさいと伝えています。
私と同じ立場とは・・・
着物に興味のある友達や家族がいて小庵「着らく」に来れない人がいるなら、
棚にある着物と帯を持ち帰って自宅で教えてあげれば良いのです。(*^^)v

そんなオレンジ名札の中に白字で名前の書かれている子が2人います。
これは私が黒字で書かれていた文字を白でなぞって白字にした名札です。
160103_1008~01.JPG

なんで白字にしたのか?

もしもこの世に、本当に、着物の神様が居るとしたら・・・
おそらくこの子なんだと思う感性と空気を感じるからです。(*^^)v

何が凄いのかと言えば、
数ある着物や帯の中から、その声を聞きながら着る着物を選んでいるのです。

昨年末にもこんな事がありました。

私が新しく来た着物にアイロンを掛けようと無造作に袋から出していると、
小さく畳まれている一枚の着物を見て

「キャー!この着物すごいですー!」
「エッ?ナニナニ?この着物がそんなに気になるの?」
「この着物ぜったいに私好きですー!」
「エッ?ナニナニ?何でこの着物がそんなに好きなの?」

小さく畳まれている状態ではこれと言って目立つ色柄でも無く、
普段はおしとやかな子が歓声を上げるような着物には見えなかったのです。

その着物を広げて見た時に、私も歓声の意味を納得しました。遅い!(^_^;)

バチ襟の時代着物には手描きの幾何学模様の柄が上品に描かれ、
裾と袖口には擦り切れない様に可愛いテープが縫ってあるのです。

裾に可愛いテープの縫い付けてある銘仙や時代着物は時々見かけるのですが、
袖口まで同じテープを使い縫ってある着物は初めてでした。

「へ〜、この着物を作った人は、
 この着物が本当に好きで大切にしていたんだな〜」

と、言いながらその子を見ると・・・・
着物を見つめるその瞳は

日本に受け継がれている着物との縁は、
こんな着物との会話から始まるのが理想です。(*^_^*)

アッ、これだけ珍しい着物の話をして写真が無いのはなぜか?

それからの会話

「この着物は着慣れない子が着るには荷が重い着物だな〜」

「・・・・・・・・」

「こだわりや個性の強い着物は着る人を選ぶんだぞ〜、分かるか?」

「・・・・・・・・」

「う〜ん、この着物は今日〇〇に嫁がせる!」

「えー!わたし着て帰ります!!!!!!!!」

「ちょっと待て!新しく来た着物はアイロンだけは掛けさせろ!」

「ハイ!」

と・・・こんな理由で写真に残す前に嫁がせてしまったのです。(^_^;)

一度嫁がせた着物は小庵「着らく」から巣立った着物です。

アイロンを掛けたその着物を着て帰る後姿を見送りながら、
一番喜んでいたのは本来の価値を知る人に着てもらっている着物でした。

私の集めた着物に対する責任と権利は、
本当の価値を受け止めて大切にしてくれる子に出会った時点で終わっています。

最近は死語になりつつある言葉ですが、
嫁がせるとは相手の家に入る事なのです。
このけじめは子供に対しても本当は大切な事なんですよ。(*^^)v

今年は白字名札の子を中心にオレンジ名札の子と協力して、
後輩達の面倒をお願いする予定です。

着心地と着こなしの空気が育った今の小庵「着らく」では、
爺さんは邪魔になる事はあっても伝える事や教える事は何もありません。

世間が何と言おうが!
私は数え年の還暦爺さんなのです。ヽ(^。^)ノ

世間が私の事を「見た目はまだまだ木村拓哉ですよ!」とか、
妻がテレビを観ながら白竜さんが出ると「あんたが出てる!」とか、
若い女の子からいきなり「サインをお願いします」とか(カード払いのレジにて)

誰が何と言おうが!
私は磯野波平さんよりも年上なのです!

遊びに来ている子との会話・・・
私の見た目を世間の人が速水もこみちだと言っても、
私の中身はこの姿なんだぞー!(*^_^*)
110513_2112~01.JPG

小庵「着らく」からのお知らせです。
初めて来る子はオレンジ名札の先輩と一緒に来ると楽ですよ。
衣服は自然に着替える姿を見ているだけで覚えられるものです。
見た目のこだわりは手が覚えれば自然に身に着くものです。

間違っても最初から着替えを習おうなどと考えない事です。

その理由は、
百年そこそこの歴史しかない洋服を自然に着ている日本人が、
千年以上も着続けた着物を習って着るのは不自然な考え方です。
posted by kiraku at 12:28| 愛知 | Comment(14) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

2年ほど前からこちらのブログを読んでいました。
20年ほど前に着付け教室なる場所に通い、100万近くする着物を押されて買い、10年くらい子育てで着物を着ないままでした。

幼稚園の卒園式に自分で正装したい!と思いリサイクル活用して着物を多く着るようになりましたが周囲の目が冷たいこと…

「目立ちたいのか。」「金持ちに見せやがって。上品に気取りたいのか。」
和のお稽古でもお高い着物や帯でないと冷たい視線がきます。
なぜでしょうか?

私も不要だと捨て値のリサイクル着物を数百枚迎えましたが一枚一枚触れていると指先から声が聞こえてきます。

安易に着物を捨ててはいけません。着物を貶めてはいけません。
それこそ着物の神様にしかられます。

最近新品でもキラキラピラピラの印象が薄い着物が増えましたね。成人式で目を引く姿が少なくなりました。

新年なのにこのような書き込みですみません。昨年は着物を着る回数が少なく、今年こそはまた着て出かける機会を増やそうと思います。
いつか着らくにお邪魔したいと思います。
Posted by もみじ at 2016年01月03日 14:06
もみじさん こんにちは (*^_^*)

日本人にとって着物は特別だと教えられる事は良いと思うのです。

ただその特別の意味を捻じ曲げて教えるのは大きな罪です。

日本人にとって着物は着る形や豪華さをひけらかす衣服では無いのです。
紬はダメで訪問着ならOKと言われても、
昔の人には絹の紬など手にするだけでも大それた衣服だったのです。

着る形を一つに決められてしまうと何が起こるか分かりますか?

それは生地の豪華さと見た目の華やかさにしか、
着物姿の価値が見いだせなくなるのです。(T_T)

「あの人は高そうな付下げを着ている!」

「この人は高そうな訪問着を着ている!」

こんなお粗末な着物文化が日本にあったと思いますか?

オマケにその豪華で華やかな着物姿に一本のシワを見つけると、

「あれま〜、せっかくの訪問着も台無しね〜」と陰口を叩かれ、

豪華で華やかな着物をシワなくきれいに着ていると、
「あのお母さんはマリーアントワネット気分よ」と、これまた陰口を叩かれるのです。

そもそも家のタンスをひっくり返して100万円もする洋服を持っている人に出会った事はありません。

本来のお金持ちとは身なりは派手に着飾らないものです。

泡銭を手にした詐欺師の発想はとどまる事を知らず、
何を言ってもより豪華にすれば日本中の人が真に受けたのです。

これが日本文化だと思われたら日本の国益にとって大きな損失です。

本当の意味で戦後の着物文化は利権の絡んだ恐ろしい世界なんですよ。

「触らぬ疫病神に祟り無し」

これが私の伝えられる限界です。(^_^;)

着物の常識はそのまま洋服の常識でもあるのです。

普通に着物を着ている子供達は着こなしで着物姿の違いを表現しているのです。

「ワー!その帯結びカワイイー!」
「ワー!その着方は粋に見えるー!」

これが普通だと私は思うのです。(*^^)v

「親として子供にも伝えたい着物文化とは、
 普通の常識をもつだけで良いと思いませんか?」

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)
Posted by 師匠 at 2016年01月03日 15:00
師匠さん みなさん 明けましておめでとうございます

今年も 楽しい時だけ楽しく楽に 着物と遊びます。

冬場は家の中では ほぼ着物になりましたが 不便はないです。 
むしろ あったかくて灯油代助かってます(笑)



Posted by わに at 2016年01月04日 00:48
師匠、みなさま
明けましておめでとうございます。

新春イベントで芸者さんの踊りを見る機会があったのですが、お太鼓はやっぱり芸者さんに似合いますね!
とてもステキでした(^^)
見ていた私の格好は岡っ引きスタイル(笑)

芸者さんのステキな衣裳と生活する衣服は別物だなぁと、ますます着物が楽しくなったお正月でした。

いつも応援してくださって本当にありがとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

今年も日本中の着らくに笑顔が溢れますように!
Posted by Betty at 2016年01月04日 08:28
わにさん Bettyさん 明けましておめでとうございます。(*^_^*)

昨年末は数え年の還暦を迎える前に、
ひたすら過ぎた過去の反省をしておりました。(^_^;)

小庵「着らく」を創めた時に思い描いた着物文化とは、
日本中の人が着心地と着こなしの世界で楽しく着物を着ている姿です。

私の中では目標だったのですが、その過程で見せられる現実に心が折れそうになり、
「今の日本では夢の世界になるのかな〜」等と思った事もありました。

そんな時に着付け師のBettyさんからコメントを頂いたのです。

「今までの時間はBettyさんに出会う為にあった!」

あの時の思いは今も変わりません。

日本に受け継がれた着付けの技術を伝えられるのは、
着心地と着こなしの世界で着物を着ている着付け師さん意外にいないのです。

私の中で着替えの表現が正しいと思えるようになったのもこの頃です。(*^_^*)

「本当にありがとうございます」

わにさんとの出会いも私の中に着替えの表現があったからだと思っています。

同級生のわにさんが「おふねさん」になって楽しい着物文化を伝えてくれる姿に、
日本には着物の神様が本当にいるんだと真面目に思っています。(*^_^*)

このブログの訪問者数とアクセス数は更新をしてもしなくてもほとんど変わりません。

これからも私の仕事は本来の着物姿を応援する事だと思っています。

日本人として着物に触れる時は着付けゴッコでも着替えでも、
日本中の人が笑顔になれば受け継がれた着物は幸せだと思っています。

今の着付け文化もゴッコを付けるだけで楽しい世界になると思いませんか?(#^.^#)

あの形も笑顔で挑戦したくなる楽しい形になります。
その時はBettyさんの出番ですね。(*^^)v

「私は日本中の人が気付くまでカラフル更新を続けますよ〜」(*^^)v

アッ、わにさんに伝えなくてはいけない事がありました。
私達の年齢になると思いがけない病魔が突然訪ねて来ます。
「アレ?体がなにか変?」と感じたら、
頭でアレコレ考える前に体を病院へ運んで下さいね。

30年後も元気なおふねさんに会いたいので、これだけはお願いしておきます。(*^^)v

「無理せず頑張らず!今年も程よく適当に生きましょう」


また遊びに来て下さいね。(*^_^*)
Posted by 師匠 at 2016年01月04日 10:20
師匠、みなさま
あけましておめでとうございます。
元旦から三日まで毎日きもの着ていました。
今日は帰省していた娘を車で下宿まで送っていくため今年はじめての洋服です(笑)
質問なんですが、半襟にきものがかぶってくるのですがどんな工夫したらいいでしょうか?
祖母や叔母から譲られたきものなので裄が短い(2.5cmくらい)のです。
裄が短いきものは半襟多めに出せばいいと師匠のブログで見たような気がするのですが、はじめは多めに出していたつもりでも、気がつくとほとんど見えなくなっています(涙)。
襟はほぼばち襟です。
体型は肩幅がっしり、痩せ型、胸の厚みは薄い平べったい(笑)体です。
きものやさんの着慣れた店員さんに聞いたときは胸に補正するように言われました。ウエストにタオルを巻くことはありますが(夏は汗取りになるかと)胸の補正は上手にできなくて自分で着る時はやったことないです。
お知恵拝借お願いします。
Posted by pandaful at 2016年01月04日 22:04
pandafulさん 明けましておめでとうございます。(*^_^*)

半衿に着物がかぶさって来る一番の原因は体型と着方だと思います。

襦袢を着る時に衣紋をいつもより広く開けてみて下さい。
その襦袢に裄の足りない着物をそわせれば着物は全体に下に落ちるイメージになります。

舞妓さんの着物姿をイメージすると分かりやすいと思います。

なで肩いかり肩の違いでも着方の工夫は違ってきます。

ただ裄の足りない着物を全体に広げても上がってくるのは・・・・
やはり襦袢の衣紋を大きく開けて遊んでみるのが一番かも知れません。

自分のイメージで着物を着られる人なら、
まったく違うイメージで着るのも楽しいですよ。

大きな風呂敷(着物)を肩に羽織って歩けば普通なら広がって下に落ちる。

それが上がるのはなぜ?

一度こんなイメージで遊んで下さい。(*^_^*)

おそらく簡単なコツで解決すると思いますが、
着物と襦袢の相性?コーリンベルトは?衣紋抜きは?着物は晴れ着?

着方の工夫も楽しい遊びの世界です。(*^^)v

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)

Posted by 師匠 at 2016年01月05日 00:06
初めてコメントさせて頂きます。
私は着物は着付け教室というものに通った事がありません。
着物の着方は、着物を着る知人からの基本的な着物の纏い方を教わり、あとは何度も練習、帯結びは着付けの本でも覚えました。新年からお初詣もも美術館巡りも着物で楽しみました。
結構上手く着ているらしく、道ゆく年配の方々にもお褒めのお言葉を頂きます。
堅苦しく難しいイメージになってしまった現代の着物の世界、こちらのお話を拝読して納得する事ばかりです。
これからも更新、楽しみにしております。
洛中洛外図に描かれた様な、生き生きとした着物姿が私の理想です。(^^)
Posted by あっこ at 2016年01月05日 16:28
お返事ありがとうございます。
私は肩パット不要のいかり肩です(涙)
そしてたしかに衣紋は少なめです。寒いしウールとかの普段着だし、と思って。
下に落ちるきものが詰まってくるのはなぜか?
前に引っ張る力がきついから、でしょうか。

私は肌襦袢の上にクリップ付きの山型の補正みたいなベルトをつけて
襦袢はそのクリップで止めています。伊達締めはしたりしなかったり(私と祖母の襦袢には襟から衣紋抜き用の力布をつけていてそれに伊達締めを通しています。腰紐は使わずに。姑にもらったモスの襦袢には背中に衣紋抜き用の力布が縫い付けてあり、それが小さくて腰紐しか通らないのでその時は腰紐のみです)
きものはゴムの腰紐とゆるゆるのコーリンベルト+伊達締めで襟元固定です。
師匠はじめ色んな方のブログ等見てコーリンの位置は以前よりだいぶ下
(今はウエストくらい)で止めるようになりました。←以前はきものの掛け衿の下くらいで止めていました。
この3日は今まで使っていたゴム入りの布の伊達締めをやめて、マジックベルト?(正式名称わかりません)を初めて使ってみたところ
今までほとんど隠れてしまった半襟が細くなったけど残っていました。

祖母くらいの昔の人は腰紐のみだったんでしょうが
ゴムやコーリン使う方が楽な気がするので私は使っています。
若い頃は、脱がされるならゴムでは色気ないから腰紐の方がいいか?とか思ったこともありますが(笑)。。。
9日に茶道のお稽古で叔母の柔らかもの着用予定なのでいつもより多めに衣紋抜いて実験してみます(^^)b
またレポートします。ありがとうございました。
Posted by pandaful at 2016年01月05日 16:47
あっこさん こんばんは (*^_^*)
pandafuさん こんばんは(下に続きます) (*^_^*)

着物は万国共通の常識で着れば良いのです。

明治時代に洋服の着方を教える教室が日本にありましたか?
世界中を探しても自国の民族衣装を着るのに資格を売り付けたり、
自国の民族衣装を紹介するのに人前で生着替えを見せる国など無いのです。

こんなハレンチな事を強要しながら礼儀作法もあったものではありませんよね〜(^_^;)

誰かが止めなければ詐欺師の皆さんは死ぬまで悪行を続けるつもりです。

滑稽なのは一国の総理が詐欺師と肩を並べて笑顔で写真に納まっている姿です。

着物文化を通して見せられるこの国の姿は「おぞましい!」の一言です。

「触らぬ疫病神に祟り無し!」

あっこさんの道は間違っていなかったのです。
これからも着物本来の温もりに包まれながら生き生きとした着物姿で過ごして下さい。

機会があれば周りのお友達にも生き生きとした着物姿を伝えて下さいね。(*^^)v

衣服を着れない友達がいれば教えてあげるのも当然だと思いませんか?(#^.^#)

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)



pandafuさん こんばんは (*^_^*)

ウールの着物に伊達締めを巻くのは少し無理がありますから参考にして下さい。

基本的にウール着物と着付け道具は相性が悪いのです。
その理由はいたって簡単なんですよ。

「着付け教室が日本に誕生する前の着物だからー!」(*^^)v

同じように銘仙や時代着物も着付け道具との相性はすこぶる悪いのです。

小庵「着らく」には伊達締めが無いのです。
それでも晴れ着〜ウール着物まで普通に着ているのはなぜか?

これも理由は簡単なのです。
着付け道具は自分では着物の着れない状態の時(主に花嫁さん)に使うのです。
自分で着替えている子供達にはこちらから教える意味は無いからです。

ただし・・・大きな現代着物の時はウェストベルトとコーリンベルトは便利です。

これも理由は簡単なのです。
最初から着せ付けサイズの着物になるからです。(*^^)v

先ずは道具を外してシンプルな形から考えると形も落ち着くかも知れません。

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)


Posted by 師匠 at 2016年01月05日 17:47
こんばんは
師匠、遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。

昨年、ときめくものだけ残そうと思ったところ、洋服を全部捨てたくなり困ってしまいました。
とりあえず、仕事用の服だけキープしてあります。


pandafuさんのお悩み、拝見しながらたぶん、簡単に解決できるのでは・・・と思い、コメントさせていただきます。

着物に使うコーリンベルト、襟を両方決めたら、まず上前の襟とその下の着物を一緒に挟み、下前の襟は上前の着物と一緒に挟んでしまうと固定されて、それ以上詰まることはなくなると思いますよ。

あとは、襦袢に広衿の幅で三河芯をつけて半襟でくるみ、衿肩あきまで半分に綴じ付けておきます。
襟芯を入れなければ、腰あたりで広げて襦袢の紐をするだけで結構自然に襦袢の襟を決めることができると思います。

半襟を出そうと襦袢の紐を胸の上で締めるのは苦しいですので。

ウールの着物は気楽に着たいですものね!

Posted by toratora at 2016年01月09日 21:46
toratoraさん 本年も宜しくお願いします。

ブログの中で女性の着物は女性同士で伝えるのが一番だと伝え続けた意味は、
女性の着心地と着こなしを男性の私が説明するのは大変と言うよりも無理なのです。(^_^;)

むかし丸帯を自分で結んだ姿をブログに載せた時は同級生から一言。

「変態!」

この時は冗談と分かっていても我ながら深く傷つきました。(-_-;)

「本当は母親のあなたがやる事だー!」と言いたかったのです。

女性の着物に関して着心地と着こなしについて私が伝えられるのは、
今までの経験から先ず縛られている形の間違いを理解させ、
それから手にした着物と帯で作れる着物姿を提案して行く事です。

これは本人を目の前におかないと伝えられない欠点があるのです。

こんな理由から今回のtoratoraさんのコメントには感謝しています。

小庵「着らく」の包んでいる着物本来の空気は、
無限の着物姿と同じように、その人その人にあった無限の工夫もあるのです。

それを考えるか考えないかではなく、
考える事が普通になっているのが今の小庵「着らく」です。

「こんな風に先輩から聞いたけど私はこの方が楽!」

「私はこんな風に始末していたけど先輩のやっているこの方が楽!」

この違いは体型やら着方のクセによって、
その人にあった着方とやり易い方法は変わるからです。(*^_^*)

本来であれば日本中で交わされる着物談義は、
こんな話でワイワイガヤガヤと盛り上がる姿を想像すると楽しいのです。

また遊びに来て下さいね。(#^.^#)
Posted by 師匠 at 2016年01月10日 17:15
師匠、toraroraさんアドバイスありがとうございました。
9日に叔母の小紋を着ました。
「気らく」にはコーリンがない、ウールのきものと着付け小物は相性が悪いと聞きましたので、絹物ですがコーリンなし(伊達締めは使いました)で着てみたところ襟が被ってくることはなかったです。  
たぶん私のコーリンの使い方が悪いみたいです。
広襟の小紋だったのでコーリンなしではちょっと始末に手間取りましたが(汗)

toratoraさんがおっしゃった三河芯、祖母の長襦袢の半襟を外したら出てきたことはあります。自分は学生服のカラーみたいな差し込み式派ですが一度試してみようと思います。
上前と下前を一緒に挟むやり方は目からウロコでした。これも試してみます。
アドバイスありがとうございました。
Posted by pandaful at 2016年01月11日 09:25
pandafulさん こんにちは (*^_^*)

着方の工夫は無限です。
pandafulさんの手にした着物や帯はどんな着こなしを望んでいるのか?

こんな風に考えると着物は楽しくなりますよ。(*^^)v

自然な着こなしの妨げになるのは着付け道具に対する先入観です。

先ずは何も付けないで着てみる。
それから「私の体型とこの着物にはこれを使えば便利だった!」

しかし、「同じように着てもこの着物には必要無い!」

自分で着替えている小庵「着らく」には襟を固める伊達締めは必要ない!
しかし、晴れ着サイズの着物を着る時は襟を引っ張らない程度に仕事をする
コーリンベルトは、はしょりをきれいに始末するのには便利な道具になるのです。
しかし、これも人によってはウェストベルトの中に余分なはしょりを入れて始末する子もいます。

と、こんな風に無限にある着方の知恵をすべて伝え聞いてしまうと、
おそらく伝えた相手は混乱してしまい着物から遠ざかってしまう!!!!!(^_^;)

要するに先ずは着物を自然な形で着てみて、
気になる場所をどうすれば良いかは着ている着物を見て考えた方が自然です。

こんな気持ちで着物にふれていると自然に手が覚えた着こなしになります。
するとその着こなしにpandafulさんの周りには着物好きな人が集まって来ます。


その時は・・・・
「アッ、この着物はそこが気になるならこんな風にすれば簡単に直せますよ」

「アッ、その着物ならここはこんな風にすれば簡単に直せますよ」

着物や帯と会話をしながら着替えると、
どんな着こなしに対してもこんな会話が自然に生まれるのです。

「着物は洋服よりも簡単に着れないとおかしい!」

この常識を伝えるのが一番難しい時代があるとしたら・・・
道具と形に縛られ日本の着物文化はいずれ消えてしまうかも知れません。(^_^;)

また遊びに来て下さいね。(*^_^*)


Posted by 師匠 at 2016年01月11日 10:13
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